第45話:突然歌いだす

 私は舞台観劇が趣味なのですが、友人と話していると時々話題というか…。

 言われることが比較的多い内容があるんですよ。

 それは、

「自分は、ミュージカルって苦手なんですよね」

 勿論、こういう作品に関しては好みとか向き不向きがありますから、無理に観る必要はないと思います。

 私も先日、自分に合わないコンテンツに出会いましたし…。


 そういう方って、『突然歌いだすから笑ってしまう』とか『違和感を感じる』っておっしゃるんですよね。

 なので、ディズニーのプリンセス系作品とかも厳しいって感じる方もいらっしゃるみたいなんですよ。

 ディズニーのプリンセス系作品も、ミュージカルみたいに歌唱がありますからね。

 私も、比較的ミュージカルとかを観劇する機会がありますので、ちょっと考えてみたんですよね。

『なんで自分は大丈夫なんだろうか』って。

 正直に言ってしまうと、『あんまりそういう部分を気にしていない』からなんですけども。

 きっと、【ミュージカル】のイメージというか、先入観があるんだろうなって思うんですよ。

 私が忍ミュを観る前に感じていた、【2.5系】へのイメージみたいな感じでね。


“歌唱”がある演劇で、一番有名なのって【オペラ】かなって思うんです。

【オペラ】って、“歌唱”だけで構成されているんじゃないかっていうぐらい、歌づくしですよね。

 それに、クラシック音楽の一部として認識されているだろうから、『突然歌いだす』っていう感覚も少ないのかな…。

 一緒にするのはちょっと強引かもしれないですけど、SoundHorizonさんや少女病さんみたいに『ストーリー性のある音楽』的な感じかな。

【バレエ】が踊りでストーリーを表現したりするのに対し、

【オペラ】は歌唱でストーリーを表現するのかな…。


 一方で、【ミュージカル】は作品にもよりますけど、“歌唱”ではなく“台詞”がメイン。

 そんななか、途中で“歌唱”が始まるので『突然歌いだす』と感じてしまう現象が起こってしまうのでしょうね。


 個人的に、色々と作品を観ていて劇中歌的な楽曲にも、色々あるんだなって感じたので、共有というか…。

 ちょっとはイメージが変わってくれたら嬉しいな…なんて。


 まず、一般的なミュージカルでは個人的に大きく分けて3種類あると思うんですよ。

 ①台詞にメロディがついたパターン

 ②音楽に台詞が混じっているパターン

 ③オープニング等の挿入歌

 こんな感じかなぁ…。


 この3種類って、結構違うんですけど同じに感じちゃいますよね。

 そこまで意識して観劇するのは疲れてしまいますしね。

 でも、その違いを意識してみると楽しみ方が変わるんじゃないかなっておもいますし、『突然』と感じるのも減るんじゃないかなって。


 今度、余力があればこの3つの個人的な違いに関してちゃんと書きたいなって思います。

 エッセイの方で書くか、【思案の沼に沈んでみた】の方で…は作品についてをメインに書いているので、やっぱりこのエッセイで書きます。


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