第44話:『踊ってみた』で知る世界のリアル

 こんなご時世になってしまって随分月日が過ぎてしまいましたね。

 世界中でマスクを着用する等の対策をそれぞれのルールの中で守りながらの生活が続いている事でしょう。


 最近、私は海外の音楽に触れる機会が増え、それと同時に海外の『踊ってみた』も見る回数が増えました。

 色んな国で撮影された動画を見ながら、ある事に気が付きました。

 私が学生時代に見ていた日本で撮影された『踊ってみた』は、基本的に人通りを避けた場所や時間帯に撮影されることが多い印象でした。

 高架下や、深夜早朝の時間帯に撮影しているのか、背後に通行人はあんまり映っていませんでした。


 ですが、最近見ていた海外の動画は恐らく日中に撮影されているので、一般の通行人の方々が映りこんでいるんですよ。

 公演や広場で撮影された動画もありますが、なかにはショッピングモールのような建物内で撮影されたと思われる動画もありました。

 通行人の方々はギャラリーとして演出の一部みたいになっているんですよね。

 でも、海外の治安等を考えれば深夜や早朝の人通りの少ない時間帯での撮影は事件の可能性も考えられますからね…。

 日中の方がそのリスクは少なく済みそうです。


 そして、今回の表題になるのですが…。

 昨今のコロナに対しての世界中の対策とかニュースで取り扱いってあんまりないですよね?

 あ…私がそもそもニュース見てないのでわからないですけど。

 でも、世界でどういう対策をしているとかしていないとかって情報はあんまり見かけないのかなって。

 でも、『踊ってみた』の動画にはギャラリーが映っているパターンが多いです。

 ダンサーさんはマスク着用無しでの踊りが多いんですが、動画によっては撮影前に検温しているシーンや、消毒等気を付けている事をアピールしている方々もいらっしゃいました。

 ですが、ギャラリーの方々は勿論この動画のためにその場所に居るわけではありませんからね。

 だからこそがわかるんですよ。

 日本でも、去年よりもマスク不足はなくなったにも関わらず、着用しない人も見かけるようになりましたし、歩き吞みしている社会人の人達も見かけるようになりました。

 ニュースになりにくいそういう情報を、多少時差はあれど(動画編集等の時間を考慮すると)海外の近況を知ることが出来るんじゃないかなって思いました。

 あ、もちろん肝心の『踊ってみた』自体もめちゃくちゃ楽しんでいますよ。

 独特なファッションだったりメイクは、日本ではあまり見かけないので新鮮な気持ちになりますし、自作小説の登場人物へのインスピレーションになったりもするんですよ。

 髪の動きだったり指先の形だったり…。

 衣装も参考になったりしますからね。

 スカーとの裾がふわっと膨らむ瞬間とかを書き起こしたい時に良いんですよね…。


 話がそれてしまいましたが、ある意味で色んな情報が詰め込まれているのでお時間がある時に探してみると新しい発見があるかもしれませんね。

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