彼女の殺人は誰にも立証できない
二章あらすじ
二章:彼女の殺人は誰にも立証できない。彼女にも、魔女にも。(全八話)
『魔女の探偵事務所』
なにかに導かれるように訪れてしまったその場所で、私は紛れもない魔女に出会った。
とても綺麗で、どこか性別を超えた印象のある、人体というよりは物体という印象のその人。
……それがあまりにも非現実的だったからだろう。
私は、言うべきではなかった依頼を口にしてしまった。
「私の犯した殺人を立証してください。二年前の、親友殺しを」
最初から間違いで、最後まで間違えた。
魔女探偵になんて頼らなければよかったのに――
頼ってしまったから、もう遅い。
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