第2話 エリックから手紙?
私は今追放された先のとある家の中。メイド二人が私に冷たい視線をチラチラと向けてくる。ほうほう。私は絶対に二人のガールズラブのお邪魔はしませんので。ささ、二人はイチャイチャしてください。うへへ。
「あれ? 手紙が届いている?」私は家の玄関にある手紙を手に取る。
誰だろう? え? エリック王子から? 私は手紙を読んでみる。
「貴女が追放された理由に、城の中で他の令嬢たちに睨み付ける行動が度を過ぎたため……」
って、私はそんなことはしていないよ!? 私は手紙を読み進めていく。うーん、全くの誤解だわ。私の目付きの悪さがこうさせたのかしら? ん? なになに? 最後の文が?
「これから貴女を迎えに行きます」手紙はこれで終わり。
え? どういうこと? 私、追放されたんじゃ?
続く
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