第1章-2部 異世界転生

「おいおい、マジかよ⁈」

俺は、とてつもない驚愕に見舞われた。

転生したのには驚いたが、まさか昔の姿になっているとは...

そう思っている内に、だんだん頭が真っ白になり、ついにはその場で呆けてしまった。

『驚いているところを すまないが、何故お主が驚いているのか教えてくれぬか?』

俺が呆けているところに、ゴッドスライムさんが唐突に聞いてきた。

「...んえっ?あ..あぁ.はい、すみません。

何故驚いているかというとですね...」

俺は不意にこう思った。

 俺がこことは別の世界から来たって事を

言っても大丈夫かな?

『む?どうしたのじゃ?急に黙り込んで?

わしはただ、知りたいだけなんじゃが?』

俺が発言に躊躇っていると、ゴッドスライムさんがそう聞いてきた。

「あの、ゴッドスライムさん、今から言う事は口外しないで頂きたいのですが、よろしいですか?」

『ハハハ、そんな事じゃったか。大丈夫、

口外せんぞ。』

「それはそれは、ありがとうございます。」

俺は安堵のため息をつき、安心して喋り始めた。

「まずは自己紹介が遅れてましたね。

私の名前は照井晶と言います。

私はこことは別の世界で不運にも死んでしまい、気が付いたらこの森の中で目覚めました。」


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