診察14【佐藤結奈】
仕事中に携帯電話が鳴った。珍しいことだとディスプレイを見ると、娘の学校からの着信だった。佐藤まゆみは慌てて通話のボタンを押した。
「はい! もしもし!」
焦るあまりいつもより大きな声が出てしまい、自席で休憩していた所長が何事かとまゆみを見る。まゆみは頭を下げ、電話の向こうに意識を集中した。
「佐藤結奈ちゃんのお母様の携帯電話でお間違い無いでしょうか」
かしこまった声に更に緊張して「ええ」と答え、ごくりと喉を鳴らした。学校からかかってくる電話など、良いニュースを伝えてくる訳がない。向こうも切り出しづらいのか、咳払いをして要件を切り出した。
「私、結奈ちゃんの担任の相沢です。実は今日のお昼休みに、結奈ちゃんが階段から落ちてしまいまして、着地の際に足を痛めてしまって、今、診療所で診察を受けたところなんです。捻挫だとのことなんですけど、出来ればお迎えにいらしていただけないかと……」
まゆみはそこまで聞いて、「すぐに行きます」と電話を切った。
「どうした? 早速夫婦の危機か?」と悪い顔をして冗談を言ってきた所長に若干苛立ちながら事情を説明する。所長は「そりゃ大変だ」とまゆみの早退をすぐに承諾した。普段はお調子者でもこういうときに頼りになるのが我が営業所の所長なのだ。
まゆみは頭を下げて何度も礼を言い、最近配属されてきたばかりの新人に少しだけ仕事を引き継いで営業所を出た。
診療所に着いて中に駆け込むと、結奈と担任の相沢が待合室に座って待っていた。
「結奈!」
結奈の顔を見て、まゆみはほっとした。捻挫だけと聞かされてはいても、やはり心配だったのだ。まゆみの顔を見て、相沢は立ち上がり、口を開こうとした。
けれど先に言葉を発したのは結奈だった。
「お母さん、仕事中にごめんね」
結奈は申し訳なさそうな顔をした。
「そんなことはいいのよ。それより大丈夫? あ。大丈夫ではないのか」
動揺していないつもりでも、まゆみは焦っていたらしい。まとまりのない返事をしたところで、相沢が口を開いた。
「本当にすいません。学校で怪我をさせてしまうなど……」
そこまで言って相沢は頭を下げた。
「いえ、仕方ないですよ」と言いつつも、まゆみは結奈の足に巻かれた包帯に視線を送ってしまう。可愛い我が娘の怪我は、本当に防ぎようのないことだったのだろうかと少し考えたところで、相沢が勢いよくもう一度謝罪した。
「本当に申し訳ありません。僕が至らないばかりに!」
まゆみはその勢いに少したじろいだ。
「明日から体育はしばらく見学してもらいますし、それ以外もなるべく負担をかけないように配慮しますので!」
相沢は直角に頭を下げた。待合室の他の患者の視線を感じ、まゆみは居た堪れなくなった。
「あ。いえ、頭を上げて下さい」
まゆみはこの熱血漢の担任が少し苦手だった。結奈もそう感じているのか、頭を下げる担任に、冷たい視線を送っていた。
車に乗り込み、二人になったところでまゆみはようやく落ち着いて結奈に尋ねた。
「大丈夫? なんで階段から落ちたの?」
言いながらまゆみは車を発進させた。自宅へと向かう。
「うん? んー……」
結奈の返事は歯切れが悪く、しばらく考える素振りをしてから
「足、踏み外した、かな?」と言った。
明らかに不自然なその返事に、まゆみはたまらず強い口調で聞き返した。
「なにそれ。本当に?」
結奈は「うん、本当」と返事をしたが、それ以上の説明をしてくれる気はないようだった。まゆみはじれったくなって、質問を次々と投げかける。
「誰かと話しながら歩いてたの?」
「んーん」
「なにかに気を取られてたの?」
「んー……」
「誰かと一緒にいたの?」
「んー……」
「具合悪くて目眩した?」
「いや、そんなことは……」
まゆみの質問に、全て曖昧な返事を返す結奈が心配になり、信号待ちで停車した瞬間、結奈の顔を見た。
「どうしたの? 結奈。なんかあったなら、教えてよ」
結奈は唇を噛み締めて、前を見ていた。信号を睨みつめるその視線は鋭くて、絶対に何かを隠しているとまゆみは確信した。
「なんにも、ない」
結奈の口調は不自然に硬い。しかしそれ故に強い意志を感じた。
まゆみはそれ以上問い詰めるのをやめた。きっとこれ以上は答えてくれないだろうと思ったからだ。結奈がこうなってしまったら絶対に譲らないことを、経験として知ってもいた。
頑固だからなあ、うちの娘は。まゆみは内心でため息をついた。とにかく心を開いてもらわねば、これ以上のことは聞き出せない。あえて明るい口調で結奈に話しかけた。
「そっか。じゃあ怪我しちゃって可哀想な結奈ちゃんに、お母さんがプリンを作ってあげよう」
結奈は話題が変わってあからさまにホッとした口調で「本当?」と聞いた。
「本当本当。買い物して帰ろ」
明るく笑う結奈の顔も、いつもと少し違う気がする。まゆみは信号が変わった交差点を強く見つめ、アクセルを踏みながら、しばらく結奈を注意深く見守ろうと誓った。
真治は夕方の診察を終えてハナコの散歩に出たところで、谷崎賢人と野本晃太に捕まっていた。
「ハナコ! お手! お座り!」
嬉しそうにはしゃぐ晃太とハナコを、バス停のベンチに座って真治と賢人が見ていた。その手には、バス停の横の自動販売機で買ったジュースが握られている。バスが一日に二本しか来ないこのバス停のベンチは、バスの来ない時間の方が活用されていることが多い。あたりになんの店もないこの場所は、それなりに需要のある憩いの場なのだ。
真治がオレンジジュースを飲み干して、そろそろ立ち上がろうとしたとき、賢人が意を決したように切り出した。
「先生、俺の相談乗ってくれる?」
真治はその真剣な口調に戸惑いながら、
「なに?どうしたの?」と聞いた。
賢人は真治の質問に答えず、上目遣いで真治の顔を見た。
「児玉先生に言わない?」
サイダーの缶を握りしめた賢人の手に、力が籠る。その真剣さに応えるように真治も真面目な顔をして言う。
「言わないで欲しいなら、言わないよ」
賢人は再度、真治に問う。
「男の約束?」
意外な単語が出てきて真治は少し笑ってしまった。が、すぐに真顔に戻り、「男の約束」と言って小指を立てて示した。
賢人は考えをまとめる為なのか、少し目を泳がせて話し始めた。
「あのさ、俺、五年生の喧嘩見ちゃったんだ」
「喧嘩?」
真治は聞き返す。
「うん。佐藤さんと、涼太くんの」
「うん」
「佐藤さんが、『あんたになにが分かるのよ!』って言ったら、涼太くんが突き飛ばしたんだ」
賢人が興奮気味に説明したところで、晃太も手振りを交えて会話に参加した。
「そう! どーんて! 強かった!」
賢人は晃太の言葉に頷いて続ける。
「そんでね、佐藤さんは、階段から落ちちゃったの」
「そう。背中も打ったみたいで、痛そうだった」
真治は二人の説明を聞いて、「ああ」と言った。その後の結奈の診察をしたのは、真治だ。
「でね、涼太くんは俺らが見てたのに気付いて、『黙ってろよ。絶対先生には言うなよ』って言って、すごい怖かったんだ」
賢人は少し凄むような口調で涼太の台詞を再現した、
「ちょー怖かった!」
晃太は思い出したようにぶるっと身震いした。
「そんで音が聞こえた相沢先生が走ってきて、『どうした?』って聞いた時、涼太くんが『足を踏み外したみたいです』って」
「自分で押したくせに!」
賢人の説明で腹を立てた晃太は大きな声を出して地団駄を踏む。
「でも、佐藤さんも『そうです』って言ったんだよ」
「嘘ついたんだ! みんな嘘つきなんだ!」
とうとう手まで振り回す晃太を見て、ハナコは首を傾げた。
賢人は晃太の言葉を最後まで聞いて、真治を不安げに見つめた。
「ねえ先生、俺らもこれ、黙ってたら、嘘つきの仲間?」
青木翼は、元々一学年下の井上涼太が好きではなかった。
同じく五年で仲の良い
あんなやつと一緒のクラスなんて、結奈ちゃん可哀想と常々思っていたところに、結奈からの話を聞いて、翼は今、怒り狂っていた。頭に血がのぼるとはまさにこのことだと思った。
「なによそれ!」
結奈のママは最近再婚をした。結奈に若いパパが出来たことに対して、翼も嫉妬の気持ちがないでもないが、祝福はしていた。
この前の学芸会で見た結奈の新しいパパは若くて、とにかく結奈に優しくて良い人だと思った。
それなのに。それを涼太が馬鹿にしたと言うのだ。
「若い男が良くて、お前の母ちゃんがユウワクしたんだろ!」
「恥ずかしくないのかよ。本当の父親じゃないくせに、よく堂々と学芸会に来られたよな」
「お前も母ちゃんみたいに男ユウワクすんのか?」
調子に乗った和真も一緒になって聞くに耐えないような暴言を連発し、怒った結奈は「なんにも知らないくせに勝手なこと言うな!」と涼太に掴み掛かろうとした。しかし涼太に突き飛ばされ、勢いで階段から落ちたという経緯があったらしい。
翼はとにかく腹が立って仕方がない。
「なんでそんなこと、黙ってたの!」
思わず拳を握って結奈に問う。しかし結奈は静かな口調で言った。
「だって先生に言ったら、拓海さんにもお母さんにも知られるじゃない。そんな悲しい事、知らせたくない」
翼にそう言った後、結奈は校庭でヘラヘラと遊んでいる涼太と和真を睨んだ。距離が遠いから、気付かれることはない。
「私はあの二人に笑ってて欲しいだけなの。こんなの、すぐに治るよ」
自分の包帯が巻かれた足首を見て、結奈は言った。
翼は、結奈の強さに圧倒された。
「うちの学年の生徒からの報告なんですが」と奈美から聞かされた相沢は、色々なことに得心がいった反面、自分の担任としての監督不行き届きぶりに恥いった。穴があったら入りたいと思ったが、まだどうにかなると自分に言い聞かせ、涼太と話をすることに決めたのだ。
涼太は放課後一人だけ居残りを命じられて、戸惑っていた。涼太の机の向かいに座った相沢は、正面から涼太の顔を見て、聞いた。
「なあ、佐藤が階段から落ちたときのことなんだけど」
「えっ……」
相沢が切り出すと、涼太はあからさまに動揺した。
「あのとき、涼太は見てたんだよな?足を踏み外したって、先生に教えてくれたもんな」
涼太は顔を白くして、相沢の顔を見ている。
「先生、あのときのことを考えて、どうしても納得がいかないことがあるんだ」
勇気ある発言をしてくれた四年生達に被害が及ばないように、相沢は言葉を選ぶ。涼太は固まって、じっと相沢の様子を伺っている。
「佐藤は階段を降りようとして足を踏み外したはずなのに、どうして後ろ向きに落ちたんだろう」
涼太は相沢から視線を逸らした。
「見てたんだろ? 先生に黙ってること、ないのか?」
涼太は咄嗟に、という口ぶりで反論した。
「佐藤が勝手に……」
相沢はかっとなって、涼太の言葉が終わる前に重ねた。
「勝手に後ろ向きに落ちたのか? ……涼太。本当に良いのか?それで?」
涼太は下を向いて、黙ってしまう。どう出るか、と相沢は涼太の様子を伺う。涼太はとにかく口が悪い。そして短絡的でもある。悪気なく相手を傷付けてしまうその癖を、相沢は今のうちにどうにかしてやりたいと思っていた。考えずにした発言のたった一つが、相手にどうしようもない傷を残すこともある。それをどうにか教えてやりたい。
「先生、俺、佐藤を突き飛ばして……」
涼太は涙を浮かべて話し出した。
相沢と涼太しかいない広い教室に、涼太の涙声が響く。相沢は涼太の言葉を聞きながら、結奈の心中を思った。涼太は泣いたが、結奈は泣かなかった。その心の傷の深さを想像すると、相沢の食いしばった奥歯がぎりりと音を立てた。自分の指導力や監督力不足が恨めしい。決して結奈の心の傷を無駄にはするまいと相沢は深く心に誓い、深く息を吸って、吐いた。
「はい。足、伸ばして。うん。曲げてー。どう?」
診察室に訪れた結奈の足を見ながら、真治は尋ねた。
「うん。もう痛くない、です」
「はい。じゃあ、診察は以上で終わりです。おめでとう」
微笑んだ真治に、結奈は、「ありがとうございます」と言って頭を下げ、診察室を出た。
結奈はお会計を終え、診療所の外に出て、駐車場の塀にもたれかかった。
母のまゆみが迎えに来るのを待っているところだった。先ほど診療所の電話を借りて連絡をしたところ、「ちょっと時間がかかるけど、絶対待っててね」と言われていた。
もう元気なんだから歩いて帰れるのに、と足をぶらぶらさせていると、診察を終えた真治が、ハナコのリードを引いて現れた。
ハナコのキラキラした目に、結奈は引き込まれた。可愛い!と思い、視線はそのつぶらな瞳と、ふわふわの毛と、ぴこぴこと動く尻尾に釘付けになった。
「犬、好き?」
真治はそう聞いて結奈の隣に立った。
「好き!」結奈は即答し、「触っても大丈夫ですか?」と真治に尋ねた。
真治が頷いて「ハナコ、お座り」と言うとハナコは座った。
可愛いだけじゃなくて、賢い! と結奈はもうハナコに夢中だった。そっと背中を撫でてみると、暖かくて柔らかい。気持ち良さそうに目を細めるハナコを見て、結奈の胸はキュンとした。
「可愛いでしょう?」
真治は診察のときより緩んだ、締まりのない顔で結奈に問う。
「うん!」
結奈の返事を聞いて、真治は満足そうに頷いた。
「今度は診察じゃなくて、ハナコと遊びに来てよ。元気なときに、ね」
結奈は真治の言葉の真意がわからず首を傾げた。真治は続ける。
「怪我をしたり、病気をしたりするとみんな心配するからね」
結奈は自分を心配してくれた大切な人たちの顔を思い浮かべて頷いた。
「大切な人が傷付くのは、自分が傷付くよりも辛いことだもんね。だからきっと結奈ちゃんが傷付くと、結奈ちゃんを好きな人達が辛い思いをする」
結奈は自分を心配するまゆみの顔を思い浮かべた。あんな顔は、もう見たくないなと思った。
「次は、ハナコとフリスビーとかで遊んでやってよ。ね」
真治はそう言って笑った。結奈は「はい」と答えた。ハナコは尻尾を振って、結奈を見ていた。
「結奈ー。待たせちゃってごめんね」
まゆみは運転席の窓を開けて、結奈に声をかけた。結奈は白衣の真治に頭を下げて、すぐに助手席に乗り込んできた。
「本当に、お待たせ」
まゆみはもう一度頭を下げた。結奈を迎えに来る時間が、予定よりも遅くなってしまったのだ。
結奈が診療所に行っている間、担任の相沢と結奈に内緒で面談をしていた。
「本当に申し訳ありません」と相沢が報告してきた話に、まゆみは衝撃を受けた。自分達の再婚が結奈に与える影響を楽観視していた自分を責めた。
ただでさえまだ一部の人達とは火種の燻っている問題で、結奈はしばらく祖父母にも会いに行けない状態だ。けれど健気に笑って自分達を支えてくれていた結奈が、外でも辛い思いをしていたなどと、どうしてもっと早く気付いてやれなかったのだろう。
相沢との面談には、結奈の友達の翼も同席していた。
「結奈ちゃんに私が言ったって内緒にしてね」と、教えてくれた結奈の優しさには、思わず目頭が熱くなった。感情はとにかくぐらぐらと揺れて、正直まだ気持ちの整理は出来ていない。
もちろん結奈に攻撃をした男子にも怒りはある。しかしそれよりも、結奈に隠し事をさせてしまった自分が歯痒い。
「でも、結奈ちゃんはパパとママが笑っててくれればいいんだって」
翼の一言が頭から離れない。娘は優しい嘘を付いてくれていたのだ。そうさせてしまった切なさと申し訳なさから、とにかく早く顔が見たくなった。アクセルを踏みすぎてしまいそうになる自分を諌めるのに苦労した。
どんな顔で結奈に会えば良いだろうと考えて緊張して声をかけたのだが、結奈はいつも通りの顔をしていた。
「んーん。お迎え、ありがとう」
結奈は車に乗り込んですぐ、診療所で飼っているという犬の話をした。
「尻尾振ってね、目がキラキラしてて、すっごく可愛いの!」
「えー? じゃあ、うちでも飼う?」
あまりの興奮ぶりにまゆみが提案すると、結奈は首を横に振った。
「いい。だって、結奈にはお父さんもお母さんもいるから!」
運転中に抱きついてきた結奈に「危ないよ」と言いつつも、ストレートに愛情を表現してくれた娘に、感情が抑えきれない。
結奈は、三人での生活を守るために戦ってくれたのだ。そう思うと嬉しくて、切ない。
拓海の顔を思い浮かべた。ことあるごとに「三人で乗り越えよう」と言っている、新米パパであり愛しい夫であり、家族という大切な形を守るために戦う戦友の顔を。
まゆみは信号に照らされた結奈の横顔を見た。自分にそっくりだな、と思う。きっと、頑固な中身も似てしまったのだなと。
思わずくすりと笑みが溢れた。それを見た結奈が「なあに?」と不思議そうに問う。
「なんでもない。早く帰ろ」
まゆみの視界に、拓海の待つ我が家が見えて来た。その明かりを見たとき、まゆみはほっとした。
世間の風当たりは冷たくて、楽しいことばかりではない。心ないことも言われるけれど、だけど家に帰れば、大好きな家族がいる。傷付いても、支え合って、お互いを守ろうとする絆がある。それだけで、幸せじゃないかとまゆみは思った。
車を停めたとき、丁度結奈のお腹が鳴った。二人でお腹を抱えて笑い、そのまま玄関に入った。
拓海が笑う二人を出迎えるために玄関に走ってきて、
「なになに? そんなに面白いことあったの?」と聞いた。その後ろから漂うカレーの匂いが引き金になったのか、今度はまゆみのお腹が鳴った。
三人の笑い声が響き渡る家は明るくて暖かくて、笑うまゆみの目元には、一粒涙が光っていた。
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