第468話 2022年4月29日 左腰が伸びた

 昨日は疲労感が強く特に午後になってから身体を動かすのがしんどい感じだった。

 夕食を食べ午後7時には寝てしまった。

 11時半頃目が覚めた。喉がからからに渇いている。枕元に置いているペットボトル(500ml)の水を3口で飲み干す。人心地がつく。なぜこんなに喉が渇くのだろう?日中も水は飲むようにしている。脳梗塞をやっているから水分が足りなくて血栓ができることが怖いので。だけど水分の摂り方が足りないんだろうか。

 人心地がついたのでまた眠った。

 夢を見た。 

 眼鏡が壊れている。左のレンズが一部欠けている。鼻の留め具のところ。これじゃあ使いものにならない。予備の眼鏡をかける。壊れた方の眼鏡は押し入れの布団の下に押し込んでに隠す。場面が変わって老婆が運転する車に乗っている。暗い。夜道を走っている。ヘッドライトに町中の街頭とか民家の塀が浮かび上がる。老婆は前のめりになってハンドルに顔を押し付けるような姿勢で運転している。猛スピード。「私が通っていた店はみんなつぶれてしまった」と呻くように言う。そしてアクセルを踏み込む。小学生がたくさん歩いている。道に飛び出してくる。老婆はスピードを落とすことなく突き進む。どんどんっと衝撃音がする。3人の子供の姿がフロントガラス一杯になる。私は叫び声をあげる。

 ここで目が覚めた。ちょっと動悸がしている。また喉が渇いている。なんなんだ?この夢は?

 今朝は曇り。気温も低め。昼頃から雨になりだんだん強くなるという予報。

 雨が降り出さないうちに徘徊しておこうと思い、朝食後午前5時に自宅を出る。

 いつもの公園に着き園内をうろうろした後、高鉄棒にぶら下がる。ぶら下がって身体を揺する。2回目にぶら下がったとき左腰がかくんと伸びた感覚があった。左半身が長くなったように感じた。これまで経験したことのない感覚だった。手を離して着地すると、何と言ったらいいんだろう、左腰が開いたと言うのが一番近いのかな、左腰の位置というか骨盤の状態が変わった感覚がある。左腰周辺の何となく詰まった感じが和らいだ感じがする。

 もう一度鉄棒にぶら下がる。左半身が伸ばされる感覚がある。気分が少し良くなる。その後またしばらくうろうろ徘徊。時々立ち止まって前後屈とかストレッチとかスクワットとか身体を動かす。身体全体が少し動かしやすいような気がした。

 帰宅して入浴。立った状態で左腰周辺を揉みほぐす。背骨と腰骨が接する辺りの背骨の左側を右こぶしで押したら、驚くくらい左腰が開いた。左肩が開いた、左肩甲骨が背骨側に寄ったように感じる。何だか楽になった気がする。

 ということはこれまで左半身が内側に巻き込まれていたような状態だったということなんだろうか?

 一晩寝て明日の朝どういう状態になるか確認しよう。もしかしたら左半身の重怠さの軽減ができるかも。

 知床の遊覧船の社長もプーチンも己の考えに憑りつかれて突き進む。一旦何かしでかしたら取り返しはつかない。身体の重怠さはましになる可能性があるかもしれないが、人類の愚かしさはどうにもならない。暗澹とする。

 愚か愚か。でもこれが現実。

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