第467話 2022年4月28日 土下座

 昨日から大幅に気温が下がった。昨日は蒸し暑かったが今日は湿度も低くひんやりしている。

 このような大きな変化に私の身体はついて行けない。重怠さひどく、頭もはっきりしない。参ったなあ。

 けど仕方ない。動かないと一層調子が悪くなると感じたので、気力を振り絞って(大袈裟ですな)朝食後徘徊に出る。

 自分でも歩くのが遅いなあと思うくらいのスピードでしか歩けない。よろよろよたよたといつもの公園までようやくたどり着く。

 前後屈など体操したり歩いたりを繰り返す。身体の重怠さと頭がぼんやりしていることに変化はない。ただ左腰がいつもより動かしづらいと感じた。

 よたよたと帰宅。入浴してマッサージ。

 左脚全体が硬い。腹も硬い。なんなんでしょうかね?いやはや。

 暑かったり気温が下がったりは勘弁して欲しい。

 観光船が沈没して犠牲者が出た。社長が会見して土下座していた。

 土下座って何だか嫌だな。胡散臭い。「土下座までしたんだから」みたいな雰囲気を感じてしまう。土下座と責任を取ることと何の関係もないと思うけどねえ。

 いい加減でずさんな運営の会社だという論調の記事が多い。まあそうなんだろうな。

 けど私の経験からすると程度の差はあっても世の中の企業がリスクコントロールをどこまでやっているかはかなり怪しいんじゃないかと思っている。

 一流と言われている企業だって検査の不正だとかデータ改竄をやってたのがばれて騒ぎになった。氷山の一角という気がする。

 あるメーカーのリスクコントロールの評価という仕事をしたことがある。一部のプロセスのリスクコントロールがかなり弱いと評価して改善の提案をした。するとそこの社長は激怒して言った「この会社を潰す気か!」

 コントロールを新たに導入するということは、当然コスト増になる。つまり利益が減るということだ。それを嫌がる経営者って多いんじゃないのかな?

 しかし重大なリスク、人命にかかわるようなリスクであればコントロールは必須だ。そのコントロールのコストが負担できないのならその事業から撤退するしかない。けどねえ、「まあ大丈夫、何とかなる」と高をくくってるのが多いんじゃないかと思う。そしてリスクが顕在化したときはどうにもならない。ジエンド。犠牲者は浮かばれない。

 体調は何とか良くしたいけど、この世の中で生きていくというのは何だかなあという気がして仕方がない。

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