第466話 2022年4月27日 高校サッカー部の暴力 閉鎖空間

 今朝は曇り。何だか湿気が嫌な感じだ。

 一昨日空港に着陸してロビーに入ったところで、突然強烈な疲労感がやってきた。

 椅子に座りこみ、1時間ほどぐったりしていた。

 何とか動けるようになったのでようようのことで帰宅。そのまま寝床へ。

 昨日はぐったり寝床にいた。この日記も書けなかった。

 飛行機の気圧の変化、座席で同じ姿勢でいたこと、行き先とこちらの気温差などが重なって、それに身体がついていけなかったんだろうと思う。どうにも情けない。

 今日は少し回復。疲労感はあるものの何とか動ける。定期的な診察の日なので、朝食、入浴して朝5時過ぎに出発。

 九州の高校でサッカー部のコーチが部員の学生を殴る蹴るした動画がネットにあげられ騒ぎになってるそうな。その後部員が名前を名乗り顔も出した動画をネットにあげてまた騒ぎになった。監督はワイドショーに出演。その後監督が部員を脅かしているような音声がネットにあがったそうな。さらに今年入学予定だった生徒がサッカー部の寮で上級生に暴力を振るわれ警察に届けて受理されたということもネットで読んだ。

 閉鎖空間の恐怖。そう思う。

 前にも書いたけど、私の経験上教育、福祉の周辺には怪しげな奴がかなりいる。日大の前理事長なんて典型的。騒ぎになっている高校は理事長兼校長だそうで権力者として君臨してそうな雰囲気だ。

 学校というのは極めて閉鎖的な空間で、その中で歪みが生じると歯止めが効かなくなる。さらにサッカー部という閉鎖空間も加わって二重の閉鎖空間になっている。

 閉鎖空間の中にいると、その空間が全てのような感覚に支配されてしまう。

 閉鎖空間の中でうまくやらないと高校を卒業できない、サッカーの試合、大会に出られないという恐怖に支配される。理事長、校長、監督というような権力者たちはこの恐怖を使って統治する訳だ。

 ここに教育の「き」の字も感じられないけど、こういう学校たくさんあるだろうな。

 組織というのは大なり小なり「閉鎖空間の恐怖」を使ったコントロールが使われている。これは仕方ない。人間というのはそういうもんだ。

 けど空間は無限だ。1つの閉鎖空間しかないような強迫観念は早く振り捨てた方がいい。

 人類って大宇宙の中のちっぽけな地球という星の上で「この領土が欲しい」とかなんだかんだ戦っている。地球自体閉鎖空間なんだ。

 何だか窮屈な鬱陶しい世界だ。

 さてこれからどうしましょうかね。

 病院の待合室でこれを書いていたら左腰が重怠くなってきた。

 ここでやめます。

 

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