第16話 無月

目も合わさず言葉も交わさず遠くから見つめるだけ。動作に一喜一憂し、一緒に過ごせたらどんなに楽しく幸せだろうかと想像する毎日。たとえ直接のコミュニケーションが一度もなくとも、私が積み上げた時間は宝物だし、その思いが私の力になったり何かを成し遂げたりすることもある。

相手からはそこに何もないように見えても。

暖かくて深い想いがそこにはある。

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お題に沿って書くエッセイ風 さとみ @_satomix_

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