女難にまみれた不幸な男が、女神に出会って救われるまで

＝登場人物紹介＝

　物語も進んできたので、ここで一旦登場人物の紹介をしたいと思います。

　○日南家

　日南　太陽（ひなみたいよう）

　本作の主人公で女難の相に苛まれた男の子。３度のトラウマに襲われるが、その都度家族の助けもあり、なんとか立ち直っている。小・中・高とバスケをしていたりと、運動神経は良い方。また学力についても上の下と優秀な方である。

　ただ、過去の経験から自己評価はかなり低く、自信がない描写や行動、言動が多い。

　大学の入学式で隣に座った千那はモロにタイプである。千那と接して行く内に、その性格にも好意を感じてはいるが……過去の経験もあり明確に好きという感情を持てずにいる。

　小さい頃には黒前にいたが、当時の記憶はない。

　日南　希乃（ひなみきの）

　太陽の姉で日南家の長女。両親が転勤族で、高校生の時に黒前に引っ越してきた。その後、黒前大学入学の際に両親の東京への転勤が決まったがアパートを借り、当時高校生だった詩乃と一緒に住むようになった。

　現在は鍼灸師等の資格を所持しており、海外への留学中。両親・妹弟共に仲が良い。バスケットボール部に所属していたが、ボールを持った瞬間人格が豹変してしまう。

　ちなみに身長が小さく、顔も童顔であるが豊満なプロポ－ションをしている（作者別作品『もう１度、恋をしたのは君のせい』参照

　日南　詩乃（ひなみしの）

　太陽のもう１人の姉で日南家の次女。希乃と一緒に住みながら、黒前高校・黒前大学と進学。バスケ部のマネージャーとして選手のサポートしていた。現在は医師として海外へ留学中。

　ちなみに姉、希乃と顔がかなり似ているらしく。その豊満なプロポーションもそっくりである。（ほぼ同サイズ）

　○宮原家

　宮原　千那（みやはらちな）

　本作のヒロイン。入学式で太陽の隣の席で、声を掛けたことで仲良くなる。東京から来た太陽には憧れと羨ましさを感じている。

　性格は一言で言うなら明るい。また、コミュニケーションお化け（実家のおかげ）であり、人と仲良くなるのが得意。とはいえ、おかしいと思ったことはハッキリ言うタイプで、その辺りのメリハリも彼女が人気の一因である。

　太陽は初めは都会から来たということで関心があったが、徐々にその人柄・何かを隠している様な気配に興味を持ち、絶賛のめり込んでいる最中……なのかもしれない。

　実は隠れ巨乳。

　宮原　真也（みやはらまや）

　黒前高校に通う高校生。千那の姪にあたる。

　黒髪ロングで見た目はクールな印象を持つ。千那の事は本当の姉の様に慕っており、仲も良い。

　そのせいか、千那が悲しむことに目を光らせており、危険を感じる人物らには容赦しない部分も。太陽の事については現在ある程度認めている様子。

　宮原　透也（みやはらとうや）

　千那の兄で、真也・透白・花那の父で、黒前大学バスケサークルの監督。

　太陽の姉、希乃とは１つ違いで、バスケサークルで一緒にプレーした中。詩乃とも面識がある。

　宮原　真白（みやはらましろ）

　透也の奥さん（同い年）で、真也・透白・花那の母。黒前大学に通っている最中、透也と学生結婚している。希乃、詩乃とも面識はあるが、あえてそこは太陽に伝えていない（透也と希乃・詩乃の関係から、太陽も自分の親交関係については分かっている……と思っている）

　宮原　透白（みやはらとうし）

　透也の息子で、真也の弟。中学生。

　身長が大きく、バスケ部に所属。その腕前は全国レベルらしい。

　宮原　花那（みやはらかな）

　透也の娘で、真也の妹。保育園児。

　その立ち振舞は超絶癒されるらしい程、可愛らしい。

　千那の父

　宮原旅館の現支配人。豪快な性格で、太陽をバイトに誘うなど、良い印象を持っている。

　千那の母

　宮原旅館の女将。お淑やかな性格だが、ちょいちょい千那にちょっかい出す事も。

　千那の姉

　湯花（とうか）という名前だけ登場。作者別作品「もう１度、恋をしたのは君のせい」のヒロイン。

　○大学の友達・その他人物

　鷹野　千太（たかのせんた）

　大学で太陽と仲良くなった友達。家は宮原旅館の近くで、千那とは幼馴染。

　ぶっきらぼうでお調子者ながら友達思いである為、周囲の前に立つ事が多い。

　天女目　光（なのめひかる）

　大学で太陽と仲良くなった友達。実家は離れた場所にある仙宗市。

　その見た目はかなり可愛く、女の子と言われても仕方のない容姿。その優しい性格は、誰もが癒される。

　ちなみにかなり大きなあれの持ち主でもある。

　算用子　寿々音（さんようしすずね）

　大学で仲良くなった友達。千那・千太と同じ高校から入学してきており、千那とは親友同士。

　その見た目と話し方からギャルっぽいが、周囲の観察力に長けており、時にはツッコミ役及び指導者ポジションになる場合も。

　澄川　燈子（すみかわとうこ）

　黒前大学に通う学生で、太陽らと同学年。

　小学生の時、太陽にトラウマを植え付けた人物で、本人は後悔している。

　外見を変え、自分を変えて、誰かに言われて行動する自分に決別したいと考えて来た。大学で偶然太陽再会し、当時の事を謝ったが相手にされなかった。それでも自分なりに何とかしようと模索中。

　立花　心希（たちばなこのみ）

　黒前高校に通う高校生。千那・千太・寿々音の後輩。真也の先輩にあたる。

　中学生の時、太陽にトラウマを植え付けた人物で、本人は反省している。

　騒動の後、黒前に引っ越してきた。太陽と偶然再会し、弁解と関係の修復を試みるも、太陽に一蹴されている。その後はなんとかしようと様々な考えを張り巡らせている。

　風杜　雫（かざもりしずく）

　レストラン＆カフェ ゴーストで働く女性。

　高校生の時、太陽にトラウマを植え付けた人物で、本人は申し訳ない気持ちと謝罪で一杯。

　高校中退後は、黒前に居る伯父の所でお世話になっている。現在高卒認定試験の準備中。

　突然姿を消した為、太陽と再会した際には自分の事情を話すが、太陽からは冷たくあしらわれてしまう。それでも自分のしたことに対するけじめを取りたいと考えている。

　能登　弥生（のとやよい）

　レストラン＆カフェ ゴーストの店長。太陽の姉、希乃と一緒に働いており、詩乃とも仲が良い。

　久しぶりの再会が出来ず悔しさを滲ませていた。ちなみに千那の姉、湯花とは同級生でもある。

　接客から調理、シフトの管理まで完璧にこなせる大人の女性。

　板倉　大吾（いたくらだいご）

　レストラン＆カフェ ゴーストで働く大学生。

　キッチン担当で、太陽や天女目に色々とアドバイスをしていた。口癖は彼女欲しいだが、仕事に関しては真面目。また後輩思いで、太陽らに好かれている。

　とりあえず、今回はここまでにしたいと思います！