ーー 閑話 キャラクター紹介(2) ーー

※ 毎日更新やってますので、先にキャラ紹介をしてからだいぶ話数が増えました。

 次話から動乱編に突入しますので、このあたりで(1)で紹介していないキャラクターをちょっとまとめておきます。

 キャラクター紹介(1)と(2)が逃亡編の主なキャラクターになります。

 逃亡編では、囚人都市~スーゴ高原~シズル大原(大湿地)を旅しましたが、動乱編ではアパカ山麓~アパカ山地~シズル大原(旧ネメ国副都)あたりになります。


※主な舞台は二つ、中央大陸と東の大陸ですので、キャラクターも大陸別に紹介します。

※女性の美人度、能力値は、一般人の場合は平均40点としてます。


<中央大陸のキャラクター>


[主要キャラ]

 ◾️リィル

 森の妖精族の美少女リィル・ブロッサ。成人しているが妖精族の特色で見た目は少女そのもの。盗賊職で盗賊としてはかなりの腕前。

 姉を裏切ったと思い込み、カムカムの命を狙う。

 カインに押し倒される事故で不本意ながらカインの眷属になった。眷属紋を解呪する目的でカインの旅の仲間になる。妖精族の村には同じ盗賊職で色々とライバルの少女がいる。

(美人度80、かわいらしさ80、魅力80、誘惑度50、清楚可憐60、スタイル70、胸の大きさ45、攻撃70、防御力65、魔法50、知力80、政治力40)

 

 ◾️野族の兄弟(ボフルトとボザルト)

 野族(鼠人)の族長一族を守護する者の兄ボフルトと野族の槍兵にして神官ルップルップを守る兵である弟のボザルト。

 普段は西の大森林の中に住んでいる野族だが、ドジを踏んだ若い仲間たちを助けるためスキル”ヘイト”を発動、魔獣の標的となってスーゴ高原まで飲まず食わずで逃げてきたが、クリスにお菓子をもらって生き延びる。兄弟を追ってきた魔物はクリスが処分した。どこか愛らしいネズミ顔の種族で、基本的に個という概念が乏しく、集団として物事を考える癖がある。

 

 ◾️獣天ズモー

 魔王一天衆の一人。獣人族の軍団と多くの魔獣を従わせ、魔王一天衆にまで昇りつめた獣人族随一の戦士である。戦闘時には猛々しい獅子の仮面をつける。スキル、獣人王の咆哮を聞いた獣人や魔獣はその支配下に置かれてしまう。ジャシアの最初の男にして愛人であった。


 ◾️ガル・ルンダス

 准王族の家柄で、西シズル大原一帯の帝国軍巡邏隊の隊長の一人である。家柄は良いが領地は狭小で小貴族並みであることがコンプレックス。カミーユの婚約者である。

 カミーユは、カムカムの長女でセシリーナの姉。女騎士。剣の腕は父親譲りで一流。かなりの美女なのだが、神話級の美女である妹にコンプレックスを持っている。


 ◾️リンリン

 紫玉。たまりんの妹に相当する異世界の精霊と思われる。意思ある光りの玉で星神様の使いとも言われる。

 おちゃめでイタズラ好き。敵が魔術師や闇術師の場合、その魔力を込めた毒舌による精神攻撃の効果は凄まじい。大昔に滅んだ妖精族の国で神として崇められていたらしい。


 ◾️バルドン

 昔からボロロン家の家宰を務める家系の出身でカムカムの右腕とも呼べる存在。カムカムの女癖の悪さに頭を痛めている。政治家としても騎士としても一流の人物である。


 ◾️ゴルパーネ

 パーネリア・ド・ゴル。大工を職とする魔族の美女。ウエーブのかかったブロンドの長髪を軽く首の後ろで縛っている。丸い大きな目で情熱的な印象がある。戦災孤児としてネルドルと一緒に育ち、ひそかにネルドルに恋心を抱いている。ゴルパーネは孤児院での愛称。少しそそっかしい。

(美人度70、かわいらしさ70、魅力50、誘惑度40、清楚可憐50、スタイル55、胸の大きさ55、攻撃45、防御力45、魔法50、知力45、政治力40)


 ◾️ネルドル

 サンダス・ネ・ルドル。大工を職とする魔族の男。腕は超一流として知られる。実は勉強熱心な努力家で、様々なものを発明したり、書物を読み漁って失われた技術の復元にも取り組んでいる。同じ戦災孤児で幼馴染のゴルパーネと二人三脚で各地を転々と移動しながら仕事をしている。ネルドルは孤児院での愛称。最近ゴルパーネへの思いを意識し始めているが純情な男なため進展はない。


 ◾️クラベル

 クラベル・カノ・フィリアス。湿地のヨーナ村の工房広場で働く見習いの美少女。湿地の魔女の一人だがヨーナ村の人族の両親に育てられ、普段は姿を変えている。魔法を行使すると本来の銀髪の容姿に変化する。生まれながらの”ハグレ”なので同族との魔力協調ネットワークにリンクしたことがない。

 成人に成り立てのある時期に異性に対して胸キュンを感じると湿地の魔女の一族固有スキル”恋愛成就”が発動する。「あの年頃の湿地の魔女は惚れやすく、一旦惚れるとその恋は大抵成就してしまうという恐ろしいものだ」と評されるスキルであり、危ない所をカインに救われてスキルが発動した。工房職人として一人前になったらカインと結婚するつもり満々である。

(美人度80、かわいらしさ85、魅力80、誘惑度65、清楚可憐80、スタイル70、胸の大きさ55、攻撃50、防御力50、魔法80、知力70、政治力65)


 ◾️セ・クリウス

 セ・クリウス・メットーナ。妖精族と魔族のハーフ。田舎から青雲の志を抱いて出てきた農民階層の青年。母がセ家の傍流だったことを知り、セを名乗るようになるが、幼馴染たちはそのままクリウスと呼ぶことが多い。小国の王都が陥落した際に王立図書館から散逸した古代の兵法書を闇市で手に入れ愛読し、義勇兵として各地の戦いに参加する。いずれ大出世することを夢見ている。ネルドル、ゴルパーネの友人でもある。新王国内で傭兵部隊の長として認められるようになる。


 ◾️モンオン

 モン・オン。セ・クリウスの子ども時代からの親友。セ・クリウスの志に共感して田舎を出てきた。巨漢の男で、義勇兵として参加した北部貴族連合の反乱の戦いでは馬上の敵将を一刀で討ち取った豪傑である。身体に似合わず意外なことに短槍の達人である。セ・クリウスの右腕として活躍する。


 ◾️セダ

 セダ・マクロン。大湿地の道でカイン一行にクリスティリーナが行方不明の記事を見せた。囚人都市に派遣された予備役。優秀な事務能力の持ち主で官僚として頭角を現わす。

 バクロとフェメロンはセダの友人で、囚人都市に派遣された予備役。セダとともに働く。


 ◾️セ・シリアナ・マロアール

 カムカムの妻の一人でセシリーナの母、非常に美しい人。一文字貴族であるセ家はかつてのセラビス朝の王家の血をひくが、セ・シリアナはその最後の王の直系の子孫である。

(美人度100、かわいらしさ85、魅力90、誘惑度75、清楚可憐75、スタイル90、胸の大きさ90、攻撃45、防御力40、魔法70、知力80、政治力55)


 ◾️ミ・マーナ

 リィルの姉。森の妖精族のカサット村の族長。カムカムの結婚の約束を信じて待っていた。やがてカムカムの妻になり、ミ・マーナ・ブロッサ・ボロロンナとなる。

(美人度85、かわいらしさ85、魅力80、誘惑度60、清楚可憐65、スタイル75、胸の大きさ60、攻撃50、防御力45、魔法55、知力75、政治力70)



ーーーーーーーーーーーーーーーー


<東の大陸のキャラクター>


[ドメナス王国魔獣討伐軍]

 ◾️ガルナン伯

 第一軍指揮官幾たびもの戦いを経験した老将軍で、王や王家に忠義を誓っている。


 ◾️マクロガン

 副官。大貴族の次男で若く将来有望な騎士。鳥や獣を使役し、遠隔魔鏡の使い手である。イケメンで、同じ貴族の御令嬢にモテモテなのだが、本人はあまり気にしておらず、むしろ権力とは無関係の子が良いと思っている。


 ◾️カルバーネ

 有能な若き通信士。溌溂とした性格の良い女性で指揮官候補生。平民出身で田舎から出てきた時は工兵隊員として軍に入ったが、通信術が得意なことが判明して訓練を受け、通信士として魔獣討伐戦に参加した。

(美人度70、かわいらしさ60、魅力60、誘惑度50、清楚可憐55、スタイル70、胸の大きさ65、攻撃65、防御力60、魔法55、知力65、政治力45)


 ◾️ターム

 通信士。指揮伝達の中枢通信士として魔獣討伐戦に参加した騎士。中枢通信士は各部隊に即座に命令を伝える重要な職である。


 ◾️マルネ

 魔馬を操るのが得意な騎士。魔境の使い手でもある。



[ラマンド国]

 ◾️ラマンド三世

 ゲリア・ラマンド・アルキドス。ラマンド国王である。恐妻家として知られ、歴代王の中で最も妾が少ない。


 ◾️ヘロドマエ

 ヨダ・ミランネ・ヘロドマエ。ラマンド国の宰相、ラメラの祖父である。


 ◾️バルア

 バルア・マンド・アルキドス。ラマンド国の王子。まだまだ子どもだが、将来は名君になる器と期待されている。剣の腕は既に大人顔負けである。


 ◾️パルケッタ

 パルケッタ・ナマンド・ルーラ。バルア王子付きの女官。国が分裂して滅んだ南マンド国の王家の血筋を引く。バルア王子の妃候補のひとりと目される。自分を大人だと言っているがまだ成人したばかりである。

(成長中:美人度65、かわいらしさ70、魅力60、誘惑度45、清楚可憐70スタイル60、胸の大きさ55、攻撃40、防御力40、魔法45、知力70、政治力60)


 ◾️ラメラ嬢

 ラメラ・ミレネ・ヘロドマエ。国の宰相の孫。筆頭大貴族の家柄でバルア王子と同い年で幼少の頃よりの友人。将来のバルア王子の妃にという話も出ている。祖父の影響なのか、身内との会話では子どもながら時折国策に大胆な自論を述べるなど政治力に光るものを見せる。将来は女宰相かと噂する家臣も多い。

(成長中:美人度60、かわいらしさ60、魅力60、誘惑度55、清楚可憐65スタイル50、胸の大きさ40、攻撃35、防御力45、魔法45、知力75、政治力70)


 ◾️ブルッサ

 ブルッサ・エノワン。東の第二騎士団隊長。凋落した貴族家出身で、叩き上げのラマンド国の騎士である。部下からの信頼が厚い人物。生き別れになった妹がいるらしい。”片鋏のさそりに盾”という紋章はエノワン家の誇りである。




[東マンド国]

 ◾️コドマンド

 コドマンド・メル・ラド。王弟。東マンド国王の弟。闇術に傾倒している。普段は王を立ててメルラドの名は使わない。「メル」が王族の姓である。


 ◾️エースマンド四世

 東マンド国王。エースマンド・メル・レド。病に伏している。親しい友人だけが彼をメルレドと呼んでいたが、今はそのような人物はいなくなって久しい。


 ◾️メルスランド

 東マンド国の王子。ミリッテア・メル・スランド。東マンド国王の長男。普段はメルスランドと呼ばれる。


 ◾️大神官メルバナム

 東マンド国の大神官、現国王の従弟にあたる王族の一人である。フォー・メル・バナム。良識のある温厚な人物で、コドマンドの野心には眉をひそめていた。メルスランド王子を庇護してきたが暗殺される。


 ◾️ヘビン

 メルスランド王子を守る近衛兵団の長。東マンド国の騎士団にその人ありと周辺諸国に知られた人物で、敵からも一目置かれる人物。

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