人物紹介 ※六章終了時点
○主人公
名前:伊藤 一総 (いとう かずさ)
性別:男
年齢:17 8月10日生
血液:A
体格:177cm 66kg
容姿:黒短髪黒目 中肉中背 顔立ちはそれなりに整っているものの、平凡という言葉が似合う
好き:日常 修練 料理
嫌い:非日常 面倒ごと 家族
通称:異端者
公開異能:下位の攻撃魔法 指揮系のスキルおよび魔法 契約系のスキル
<詳細>
延べ1000回以上の勇者召喚をこなした救世主。
それだけではなく、最短数時間で帰還するなどの常軌を逸した記録を持つ。
ただし、これらの記録は公になっておらず、事実を知るのは本人を含めたごく僅か。
世界第二位の召喚数10回と世界第一位の帰還速度一ヶ月が一般に知られている情報。
ごくごく普通の日常を送ることに執着しており、そのための手段は選ばない。
面倒くさがりの傾向もあり、見ず知らずの人を助けることは滅多にしない。
日々の態度や公開異能の弱さから、アヴァロン内部では異端者と蔑まれている。
シングルでも勝てるのでは? と噂されるほど。
ただ、これらの差別は真の実力が悟られぬよう一総自身が意図的に流しているもの。
真面目ではあるが、堅すぎない。融通が利いて応用性に富む性格。
過去の経験により歪んでいる部分はあるが、根は善人で間違いない。
過去のトラウマにより、家族(や恋人)という深い関係に拒絶感を示していた。
――が、真実や司のアプローチ、ミュリエルの一途さに絆され、ついに克服する。
結果、彼女たち三人とは恋人関係となる。
未だストレートな好意には慣れないが、少しずつ耐性をつけていこうと努力中。
その影響……かは不透明だが、やや天然タラシの影が見え隠れしている。
夜の帝王(意味深)。
主な趣味は読書と修行。
異能を含む、自身の有する技術を磨くことが大好きで、ただでさえ強いのに、より強さが増していっている。
いわゆる修行オタク。
将来の布石として、様々な事業に手を出している。ゆえに、財力は潤沢である。
”不死殺し”の異能や”神殺しの異能”を使われない限りは死なない。
ただ、彼は摂理に反する存在だと自認している。
不
○ヒロイン1
名前:村瀬 蒼生 (むらせ あおい)
性別:女
年齢:17 4月2日生
血液:AB
体格:145cm 85(F)/55/85
容姿:黒長髪(腰くらいの長さ) 深海を思わせる勝色の瞳 誰もが美人だと認める美貌
好き:一総の料理(特にオムライス) テレビ観賞 だるま
嫌い:悪者 不正 死 自分
公開異能:なし
<詳細>
十二年前に召喚されて以来、異世界へ渡り続けていた。
記憶喪失ゆえに、異世界で何をしてきたかは全く不明で、どんな異能を持っているかも分からない。
ただし、異能の調査を行った際、普通は破壊できない空間魔法で遮断した部屋を壊した。
そのせいで要注意人物として政府からは警戒されている。
上記の理由があるため、普段は監視役である一総の傍を離れることはできない。
異能も使用できないのだが、一総が作成した異能具により戦闘は可能となっている。
口数が少なく物静か、そして無表情。容姿と相まって人形のような印象を受ける。
しかし、内面は結構ユーモアに溢れており、ジョークを言うこともある。
また、少々天然気質なところがある。
少々正義感が強く、誰かが虐げられているのを放っておけない。
一方、どうしてか、自身が誰かを手にかけることに激しい忌避感を覚えてしまう。
テロ組織の『ブランク』に身を狙われており、その対抗手段のために修行を積んでいる。
一総に対しては、出会った当初から信頼を寄せている。
曰く「自分に似ているだけではなく、自分の先を進んでいるから」。
『心の迷宮』に挑戦したことにより、失われていた記憶を取り戻した。
それは百の異世界を一切合切滅ぼしてきたという、修羅の道だった。
数え切れぬほどの命を散らしてきた自責の念に耐え切れず、彼女は記憶を封じていたのだ。
また、過去に『ブランク』の首魁と邂逅していたことを思い出す。
彼らが蒼生を狙うのは、彼女の持つ『滅世異能』にあるようだ。
当初は混乱していたものの、今は比較的落ち着いている。
しかし、過去について周囲に一切語らず、何か決意を抱いている様子。
彼女の目的は如何に……?
○ヒロイン2
名前:田中 真実 (たなか まみ)
性別:女
年齢:16 11月11日生
血液:B
体格:146cm 73(B)/55/74
容姿:栗色ツインテール(尾の長さは背中ほど) 翡翠色の瞳 黒縁メガネ
好き:事実 取材 一総
嫌い:嘘 勉強
公開異能:風の精霊魔法、霊術
<詳細>
新聞部に所属する少女。
勇者の経験や家族との関係を経て、嘘をとてつもなく嫌う。
そのため、将来は真実を暴く新聞記者になろうと決めている。
普段の装いのせいで地味な印象を受けるが、器量はとても良い。
メガネは彼女の魔眼の力を抑える効果を持っており、戦闘時や能力を使う時以外は外さない。
真実の魔眼は『精霊の護眼』と思われていたが、実はまったく別ものだった。
その名を『真破写覚の眼』といい、かつての”神の力”が宿ったハイスペックな代物だ。
恋の力によって神の力の一端を目覚めさせた彼女の眼は、当人の自覚など関係なく虚実を見極め、現実を見通す。
その索敵能力は、一総をも超えるだろう。
空間魔法を手に入れたことで、より彼女の中の”神の力”が強化された。
その影響で【真言】という、言葉で対象を自在に動かせる能力を手に入れた。
記者を目指している割には勉強が疎か。直感で動いてしまうタイプ。
思い立ったら吉日とばかりに、無謀なことでも突っ込んでいく。
その行動力のお陰で一総たちと出会ったのだが、見ている方はハラハラする。
恋愛方面でも、その真っすぐさは健在。
どこまでも一総についていくと豪語し、行動でも示している。
その猪突猛進さが実を結び、晴れて一総と恋人関係になる。
現在は毎日がハッピーで仕方ない、というのが本人の談。
何かとそそっかしいが、一総らの中ではムードメーカーとして、なくてはならない存在となっている。
○ヒロイン3
名前:天野 司 (あまの つかさ)
性別:女(元男)
年齢:17 6月15日生
血液:B
体格:155cm 83(D)/58/83
容姿:ホワイトブロンドのアップテール(背中ほどの長さ) 完璧と言わしめる美貌
好き:研究 自分 一総
嫌い:命の価値を否定すること、者
通称:万世
公開異能:錬成術 比較的一般的な系統の魔法
<詳細>
一等治癒師の資格を持つ凄腕の錬成師。
彼女の腕前は人体を完全に再構築できるほどであり、自分の性別も変えてしまっている。
この事実を知るのは、一総たちしかいない。
『連世の門』という錬成術の奥義を会得していて、空間系異能に似た術を行使できる。
空間魔法を習得した結果、彼女の錬成術は”世界”に干渉できるまで昇華した。
天野司という人間像は、彼女の抱く”理想の女性”を体現したもの。
だからこそ、才色兼備の優等生という評価を周囲から受けている。
過激な言葉を発する時、口調が男の時に戻る。
これは、女性らしいそういう語彙を知らないため。
人生の半分以上を女性としてすごしているので、自認する性別は女。
ゆえに、一総のことを好きになっても、あまり違和感を覚えなかった。
かつて、自分の命を守るために、最愛の友が命を投げ捨てたことがある。
そのため、友が守ってくれた命を永遠のものにする研究――不老不死到達を人生の目的としている。
かつては一総から不老不死の情報を得ようとしていたが、彼がそれに至った経緯を知って撤回。
異なる方法で不老不死を得ようと気合を入れている。
自分に対して好奇心も同情も抱かず、ただ司個人として見てくれる一総へ好意を寄せている。
元から友愛は向けていたが、自身の過去を知られたのをキッカケに恋へ変わった。
最初は淡い恋心だったが、今ではゾッコンである。
一総のハーレムを画策した張本人。
地道な努力により、晴れてハーレム結成。一総の恋人となった。
匂い、筋肉フェチ。
○ヒロイン4
名前:桐ヶ谷 侑姫 (きりがや ゆき)
性別:女
年齢:18 9月21日生
血液:A
体格:171cm 88(E)/59/88
容姿:黒ポニテ(尾は肩くらい) 細長い手足 切れ長の瞳
好き:可愛いもの 規律 和食 少女漫画 一総
嫌い:戦闘 不和 命令
公開異能:戦闘系異能全般
<詳細>
元風紀委員長の女性。そして、桐ヶ谷流道場の一人娘でもある。
実際、彼女の戦闘力は”召喚数=強さ”という常識を覆すもので、下手な救世主では勝てないだろう。
凛とした雰囲気や姿勢の良さ、刀をメインとする戦闘スタイルから侍と表現できる。
人当たりが良く、面倒見も良い。そのことからファンも少なからず存在する。主に、女性人気が高い。
一総とは昔ながらのつき合いで、何かにつけて彼を風紀委員に勧誘していた。
それは、彼女の「誰かに頼りたい」という心の弱さが、彼の本当の実力を嗅ぎつけていたため。
他人には頼り甲斐ある女性を見せているが、前述した通り精神的に未熟な部分がある。
これは家庭環境や勇者召喚の経験によるところが大きい。
誰かの助けになるのではなく、本当は誰かに助けてもらいたい。そう心の底から願っている。
そのせいか、王子様系のヒーローが登場する少女漫画を愛読している。
一総によって自分の脆弱さを強く認識させられ、異世界で出会った少年との出会いを経て、成長の一歩を踏み出す。
まだまだ完全克服とはいかないが、自分の意思と反する頼みは断れるようになった。
一総とすごした日々は、彼女にとって大切なモノ。
近づいた動機こそ不純ではあったが、今では彼に恋心を抱いている。
それを告白した上で、「自分が自分の足で立てるようになった時、返事を聞かせてほしい」と告げた。
○ヒロイン5
名前:ミュリエル・ノウル・カルムスド
性別:女
年齢:17 8月31日生
血液:AB
体格:166cm 75(AA)/58/76
容姿:銀髪ハーフアップ(腰ほどの長さ) 病的な肌の白さ 紅目 全体的に細身
好き:一総 紅茶 バイク(乗り物) 写真観賞
嫌い:頭の固い老人 コーヒー ニンニク
公開異能:霊術 闇の精霊魔法
<詳細>
カルムスド霊魔国の第二王女。
人間ではなく、
身体的には人間と変わらないが、魂の形状は異なるらしい。
一総の初召喚された世界の住人で、その際に彼を支えた。
当時から一総に好意を抱いており、一度は告白を断られている。
だが、想いはあせることなく、十年間ずっと彼を想い続けていた。
今の生活を捨ててでも一緒に行きたいと断言するほどに、彼女の恋は強かった。
その一途さもあって、再会後は、晴れて恋人関係を結ぶ。
ただ一方で、過去に一総を救えなかったことへ自責の念を抱えている。
そのせいか、誰よりも彼を幸せにしたいという気持ちが強い。
国政に携われるほど頭脳明晰。
感情に流されることなく、冷静に決断を下せる。
王族の血が流れているのはダテではなく、彼女は立派な王の資質を備えている。
一総の影響もあって、多様な価値観を受け止められる、柔軟な思考の持ち主。
大人びた雰囲気を持つが、本質的にはお転婆娘。動揺すると周りが見えなくなるタイプ。
魄法を習得しているため、不老不死である。
自他共に認める霊術の天才で、同時期に魄法を修めたメイド姉妹の数倍は腕前が上。
魄法を覚える際、闇精霊の女王と魂を合わせている。
それにより、【精霊化】という精霊魔法の奥義を使える。
趣味は写真観賞。
長年一総に会えなかったのを
一総たちの世界に来てからは、新たにツーリングを趣味にしようと計画している。
今は免許獲得に向けて勉強中。
胸の薄さがコンプレックス。
ちなみに、『ノウル』は、カルムスド語で『闇』という意味。
カルムスドでは、ミドルネームに自身の魔法適性をつけるのが通例となっている。
○サブヒロイン1
名前:ミミ
性別:女
年齢:16 1月30日生
血液:??
体格:168cm 96(G)/62/96
容姿:金のミディアムショート 赤目 グラマラス
好き:一総 走ること
嫌い:勉強
公開異能:霊術
<詳細>
一総の使い魔。
人間ではなく、淫魔という種族。
ミミの住んでいた世界では、もはや彼女たち姉妹以外に淫魔は生きていない。
姉妹が死にかけていたところを一総が助け、魂の契約を以って使い魔にした。
家族として接してくれる一総に心酔しており、心身ともに捧げている。
多情な淫魔が一途を掲げるのは、相当想いが強い証明である。
一総が元の世界に帰ってから十年。ミュリエルの従者としてメイド業に励んていた。
そのためか、常にメイド服でいる。
快活で物怖じしない性格。
考えるより体を動かす方が好き。
何ごとも大雑把。
意外と料理が上手いし、家事は万能。
頭を使う以外の作業は、それなりにこなせる。
戦闘力は、現地民の枠を逸脱している程度。
魄法が使えるので水準は高いが、才能は”普通の天才”止まり。
一総たちに敵対する相手が強すぎて、戦闘では足手まといになりがち。
ゆえに、もっぱらサポート役。
使い魔のパスを利用して、しょっちゅう一総の視界を覗き見るている。
彼の入浴シーンの転写はお宝らしい。
○サブヒロイン2
名前:ムム
性別:女
年齢:16 1月30日生
血液:??
体格:168cm 96(G)/62/96
容姿:金髪シニョン 赤目 グラマラス
好き:一総 プチプチ
嫌い:学習能力のない者 人の話を聞かない者
公開異能:霊術
<詳細>
一総の使い魔。
種族は淫魔。
ミミの双子の妹。
ミミと同様、一総に絶対の忠誠を誓っている。
メイドとしての腕は姉以上。
頭脳労働も優秀で、ミュリエルの補佐として働くことが多かった。
性格は、姉と異なり冷静沈着で慎重派。ただ、物怖じしないところは同じ。
戦闘能力も姉と同等。情報精査や隠密が主。
姉と一緒で、よく勝手に一総の視界をリンクする。
実は姉よりスケベ。
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