006-5-01 霊魔国、燃ゆる

 霊魔国王城内の謁見の間にて、一総かずさが裏切り者のあぶり出しを行った日振りに、王族が勢ぞろいしていた。


 ほとんどが玉座に座る王の周りに集まる中、一人の少女だけが一歩離れた位置に立っていた。彼らに招集をかけた張本人であるミュリエルだった。


「陛下をはじめとした皆さま方。お忙しい中ご足労いただき、感謝いたします」


 ミュリエルの仰々しい挨拶を受ける他の王族たちは、一様に不機嫌そうだった。これはミュリエルの態度を不満に感じているのではなく、彼女によって、この場に無理やり連れてこられたことが原因だった。手段は、策を弄した相手もいれば、物理的に連行した者もいる。


 隔意を持たれているのも相まって、ミュリエルへのヘイトは相当高まっていた。


 彼らを代表し、王が口を開く。


「いったい、無粋な手段まで利用して何の用だ。ことと次第によっては、お主に罰を与えねばなるまいぞ?」


 娘に向けられているとは思えない、冷たい声音。


 これは今に限った話ではない。この父娘の関係は、だいぶ前から冷め切っていた。原因はミュリエルの王族らしからぬ価値観と──彼女が強くなりすぎたため。彼女が強くなったせいで、王が最強の地位を陥落したからだった。


 要は王の醜い嫉妬。


 彼は己の狭量によって、実の娘を疎んでいたのだ。親としても王としても、失格の烙印を押されるだろう器の小さい人物だ。


「無論、緊急事態ゆえの対処です。平にご容赦を」


 対し、ミュリエルは王の態度を軽く受け流す。


 十年前の一総の一件があってから、彼女も父へ愛想を尽かしていた。だから、彼が自らに嫉妬しようと一顧だにしていない。


 彼女は時間が惜しいとばかりに続ける。


「王国がこの王都へ攻め込んできます。ですから、王族の皆さまは至急避難してください」


「なにっ!?」


 まったく予想外の言葉だったようで、王は驚愕の声を上げる。他の面々もザワザワと騒ぎ出した。


 王は混乱した思考のまま、怒声じみた声で問うてくる。


「どういうことだ? まさか、先の戦いで敗北を喫したのか?」


 先の戦争から三十分強。ミュリエルが王族全員をかき集めている間に、彼の元へ戦の結果は上がっているだろうに、何故かトンチンカンな予想を口にした。


 とはいえ、一笑に付すことはできない。それだけ、ミュリエルの報告は信じられないものなのだ。自らに上がってきた情報が虚偽であったのではないか? と疑った方が現実的だと考えてしまうくらい。


 迫力ある王の詰問に臆しもせず、ミュリエルは静かに答えた。


「いいえ、『黒鬼こっき』たち勇者の助力と兵士たちの活躍もあり、先の戦は圧勝いたしました。此度の襲撃は別口です」


「侵略軍は陽動で、王都が本命だったのか?」


「それも違います。王都襲撃は、これまでの戦争とは完全なる別口なのです」


「その『別口』が何なのかと訊いておるのだ! ハッキリ答えろ!」


 要領を得ない物言いに、とうとう王が激昂した。玉座の手すりに拳を叩きつけ、濃密な霊力を周囲にほとばしらせる。


 元最強の名は伊達ではないようで、その圧力はすさまじいの一言。周りに侍っていた王族たちを薙ぎ倒し、謁見の間の床に亀裂を走らせた。


 ただ、悲しいかな。怒りの矛先であるミュリエルには全然通じていない。こういった威圧は格下には効果的だが、格上に対しては意味がないのだ。


 その事実を目の当たりにし、ますます王は機嫌を悪くしていく。放たれる霊圧が増し、倒れ伏す王族たちの苦悶の声が漏れる。


 父王がいくら怒髪天を衝こうと、ミュリエルの感情は動かない。──が、このまま放っておけば、他の王族たちの避難する体力がなくなってしまう。それは避けたかった。


 ゆえに、彼女は怒りを渦巻かせる王へ言った。


「経緯が複雑なため、ご説明する時間はございません。避難後に詳細をお伝えいたしますので、どうか今は何もお聞きにならず、従っていただきたいのです」


 グインラースらの襲撃まで二十分弱。安全圏へ避難するまでの時間を考慮すると、もはや予断を許さない段階だ。本当はもっと手早く済ませたかったのだが、王族たちが予想以上に抵抗したため、ここまで時間を浪費してしまった。


(兵の配備とか国民の避難誘導とか……ムムたちに諸々の手配を任せているとはいえ、猫の手が欲しいほど忙しいっていうのに)


 目の前の者たちは、まるで危機感がない。


 それは吸魂魔ソウル・サッカーという種族に根差す選民意識があるから。自分たちは他よりも優れた種族であり、絶対的強者だという傲慢があるためだった。どのような事態でも何とかできると、本気で思っているのだ。


 この一年、王国相手に負け続きだったのも、きっと一時的なものだとか、現場の兵士たちが弱かっただけとしか考えていないのだろう。


 案の定、ミュリエルの言葉に対して、王は大胆不敵に答える。


「王国の愚か者どもが襲ってこようと、返り討ちにすれば良かろう。お主とは違い、人間などを恐れる我らではない。ゆえに、今すぐ複雑な経緯とやらを話せ。どう対処するか我が采配する」


 どうやら、ミュリエルが過剰に人間を怖がっていると誤解したようだ。


 ミュリエルが怖気づく中、自分はまったく恐れを抱いていない。それに気を良くしたのか、荒ぶっていた霊力が収まり、倒れていた王族たちも立ち上がり始める。実に器の小さい男だ。


 ミュリエルは頭を抱えたくなる衝動をグッと堪えた。


 予想した通り、父王は肥大したプライドのせいで現実が見えていない。この一年の戦績や敵が防衛網を掻い潜って王都を襲撃できる意味を、まったく考えていない。他の王族も、ミュリエルを鼻で笑ってる時点で同類。


 限られた時間で避難するよう説得する。骨が折れるどころか、粉砕骨折しても為せなさそうな無理難題だった。


 それでも、何とかする他にない。彼らのことは大嫌いだが、彼らを失うわけにはいかない。吸魂魔という種族のためにも、霊魔国は存続せねばならないのだ。


 必死に思考を巡らせるミュリエル。


 しかし、その努力は水泡に帰すことになる。


 ミュリエルと王が不毛な問答を続けていたところ、突如として巨大な爆発音が響いた。一度ではない。何度も何度も──数えるのも億劫になるほどのとどろきが地面を揺らす。


 ミュリエルの優れた知覚は、いくつかの爆発源を大雑把に捉えていた。王城だけではなく王都の各所。爆発は街中で発生している。


 それを認めた彼女は、一気に血の気が引いた。グインラースたちの襲撃が始まったと悟ったゆえに。


「嘘でしょ」


 思わず溢れる言葉。


 一総の教えてくれた決行時間よりも二十分早い。一年も雌伏の時間をすごした連中だから、予定通りに事を進めると踏んでいたのに。まったくの予想外というわけではないが、驚愕を与えるには十分の衝撃だった。


 何ごとだと騒ぎ立て、情報を得ようと使用人や兵を呼ぶ父王たち。そんな彼らを尻目に、ミュリエルは今後の動きを計画する。


 もはや王族全員を守るのは不可能だ。千人の空間魔法使いを相手取るとなると、自分の身を守るので精いっぱいなのだから。護衛できて数名が限度だと思われる。


 となれば、心苦しいけれど、取捨選択をせねばならない。


 父王と王太子は確定、予備として第二王子も守る。残りは──よほど余力がない限り、積極的には守れない。自分の実力的にこの三人が限度だと、ミュリエルは自己分析をした。


 そうと決まれば、あとは行動に移すのみ。


 ミュリエルは父王の側に寄りながら、【遠話】の魄法はくほう──特定の相手と距離を無視して会話する術──を発動する。相手は王城の外で行動をしているメイド姉妹。


『ミミ、ムム。聞こえる?』


『はい、お嬢さま』


『感度良好ッス』


 すぐに二人から返答が来る。声の落ち着きようから危機には陥っていないらしい。一安心だ。


『状況は把握しているわね?』


『問題ありません』


『敵兵の何人かは目視できてるッスよ』


『それは重畳。あなたたちは国民の避難誘導を続けなさい。極力交戦は避け、自らの命を優先すること。いいかしら?』


『了解ッス!』


『かしこまりました。お嬢さまはどのように?』


 ムムの問いに、ミュリエルは一拍置いた。


 声に覚悟を乗せ、言葉を紡ぐ。


『王城で敵を迎え撃つわ』


『お嬢さま』


『分かっているわよ』


 たしなめるようなムムの声を聞き、ミュリエルはとっさに遮る。


『アタシがするのは、あくまで時間稼ぎ。陛下たちが逃げ切れれば、即刻撤退するから安心して』


『……承知いたしました。ご武運を』


 数秒の間を置いて、ムムは返した。


 彼女は理解したのだろう。ミュリエルが行う時間稼ぎが、どれだけ危険かということを。それでも止めなかった。ミュリエルの王族としての矜持を知っており、絶対に意見が翻らないとも知っていたから。


 ムムの察しの良さに感謝しつつ、【遠話】を切る。それから、ミュリエルは父王へ向き直った。


「陛下、王国が王都の襲撃を開始したようです。街の各地が襲われています。ここも時間を置かずに戦場となるでしょう。ご避難をお願いいたします」


「まだ、そのような腑抜けたことを申すか! 我は逃げんぞ。人間など返り討ちにしてくれる!」


 やはり耳を傾けてはくれない。言葉だけで翻意させるのは不可能のようだった。


 これはもう、最終手段を取るしかなさそうだ。そう、ミュリエルは諦めた風に息を吐く。


 直後、謁見の間に十人ほどの全身鎧フルプレートの騎士がなだれ込んできた。全員人間で、身につける鎧を真っ赤な血で染めている。場内にいた兵士や使用人たちを殺してきたのだろう。


 血生臭い彼らに眉をしかめながら、ミュリエルは静かに戦闘態勢を取る。


 ただ、すぐに打って出たりはしない。この場の一番手は彼女の役割ではなかった。


 剣を構える襲撃犯たちの前に、一人の男が歩を進める。はたして、ミュリエルの腹違いの兄である第三王子だった。


「下賤な人間の相手など、陛下が担うまでもありません。ここは私にお任せを」


「いいだろう」


 第三王子の言に、王は首肯する。


 彼は武闘派の王族だ。その実力は、父王とミュリエルを除けば王族一。普通の騎士など歯牙にかけない。王が彼一人に任せるのも頷ける判断だった。


 だが、今回の敵は“普通の騎士“ではないのだ。


「下等な人間の騎士よ。選ばれた種の王族たる私、ガオウザハル・フラム・カルムスドが直々に相手することを誇りに思うがいい!」


 そう言って腰の剣を引き抜くと、第三王子は騎士たちに向かって駆け出した。


 ところが、彼はその歩みを五歩程度で止めてしまう。


 訝しむ王族たち。彼らは第三王子の身に何が起きたのか理解できていなかった。


 逆に、理解していたミュリエルは、悲しげに表情を曇らせる。


 立ち止まってから数秒。第三王子の首が動いた。ゆっくりと後ろに、体を滑るように。


 ごとり。


 固いモノが、大理石の床に落ちた音が響く。


 それは第三王子の頭。彼の首は、胴体から切り離されていた。


 コロコロと転がり、第三王子の顔が見える。彼は自分が殺された事実を認識できていないのか、未だ不思議そうに瞬きをしていた。


 だが、その惚けた思考も長く続かない。彼は自分の胴体がないことに気がつくと顔を真っ青にし、絶望の表情を浮かべながら死んでいった。


 彼が死んだのと同時。思い出したように胴体から血が吹き出し、床に崩れ落ちる。大量の血液は床に広がり、自身の頭をも赤く染めた。


 しばらく静寂に包まれる謁見の間だったが、徐々に状況は動き出す。まず、幼い王族──ミュリエルの弟妹──がショックのあまり気絶。次に、王妃や残る王女たちが悲鳴を上げる。最後、王と王子たちが怒声を上げた。


 殺された第三王子の仇を討つため、霊術が雨霰の如く騎士たちに降りかかる。数々の霊術が被弾したせいで謁見の間には轟音が鳴り、風塵が巻き起こる。


 それをミュリエルは黙って眺めた。結果は分かり切っていた。


 しばらくして、遮られていた視界が開ける。そこには無傷の騎士たちが立っていた。顔は見えないが、こちらを見下した雰囲気がある。手も足も出ないのだから当然か。


 対して、王たちは絶句していた。その表情は恐怖の色に染まっている。ここに来て、ようやく自分たちの敵の実力を悟ったらしい。


 あまりにも遅すぎるけれど、これでやっと目的を果たせる。


 ミュリエルは溜息を堪えながら、王族と騎士たちの間に立ちはだかった。


 間髪入れず、彼女は言う。


「実力差は理解できたと思いますので、早々にお逃げになってください。ここはアタシが抑えますから」


「お主、何を考えて──」


「霊魔国が存続するには、あなたたちが必要でしょう!」


 敵の実力を目の当たりにすれば、指示に従ってくれると考え、心を鬼にして静観していた。だが、この後に及んで王が要らぬ口を利こうとしたので、ミュリエルは大声でそれを制した。


「アタシは霊魔国の……吸魂魔の王族として、種の存続を第一に考える。そのためには国が崩壊するのは避けなくてはいけない。であれば、陛下や王太子の命が優先されるのは当然のこと。違いますか? だから、逃げてください。プライドなんて捨てて全力で!」


 空間魔法使い十人を相手に気は抜けない。敬語などに意識を割いている余裕はない。ただただ、思いの丈を力いっぱいに叫んだ。


 それをどう捉えたのか、ミュリエルには分からない。しかし、父王たちはこの場から離れようと動き始めたので、少なくとも彼女の指示には従ってくれるようだ。


「ははは、たった一人で我々を留められるとでも? 第三王子が瞬殺されたばかりだと言うのに」


 騎士の一人がバカにした風に笑う。


「それに、我々の勢力は、ここ以外にもいる。運良くあなたが我らを抑えられようと、後ろの面々が生き残れる可能性はゼロだ」


 敵の言は正しい。騎士十人を抑えるのは可能だが、逃げた王族たちが全員生き延びる確率はかなり低い。おそらく、戦力として弱い王妃や弟妹たちは全滅するだろう。


 だが、それでも、何もせず死を受け入れるわけにはいかないのだ。行動を起こさなければ、可能性は万にひとつもなくなるのだから。


 謁見の間にある隠し扉から、王族たちが逃げ出す。


 そうはさせまいと騎士たちが距離を詰めてくるが、


「ここから先は一歩も通さないわ」


 ミュリエルが立ちはだかり、ひとつの魄法を発動した。


「【神罰コード隔絶フィーア】」


 彼女が詠唱コマンドを呟くとともに、彼女の背後に青白い壁が生まれる。大きく厚いそれは、何人たりとも通さない意志を感じさせた。


 神罰シリーズの四番である【隔絶】は防御および結界の術式。同じ神罰でしか破壊する手段はない。


 そのことを知らぬ騎士たちは、無謀にも空間魔法の刃を【隔絶】へ向けて放つ。自分たちの異能に絶対の自信を有するため。


 ところが、青白い壁は破れるどころか傷ひとつつかない。


 この結果に騎士たちは息を呑み、思わず足を止めた。


「空間魔法を止めただと。何なんだ、その術は!?」


 動揺を口にする彼らとは正反対に、ミュリエルは冷静に返す。


「魄法の神罰シリーズ。これはその辺の異能とは次元が違うわ。練度の差があれば、空間魔法でも何とかできる程度にはね」


 本来の空間魔法は、練度に関係なく他の異能を叩き伏せられる性能を持つ。だが、魄法の【神罰】は異なる。お互いの練度に格差があれば、今のように攻撃を防げてしまうのだ。


 まぁ、練度次第で空間魔法に対処できる【神罰】がすごいのか、同じ【神罰】以外に突破手段がないはずの【神罰】を打破できる空間魔法がすごいのか。その判断は難しいところではあるけれども。


「チッ、偉そうな口を叩くだけはあるってことか」


 騎士の一人がそう言うと、十人全員がミュリエルへ剣を向けた。ここに来て初めて、彼らは彼女を敵だと認識したのだ。


きびすを返して散開、なんて手段を取られなくて良かったわ)


 一番対処に困る展開にならなかったことに安堵しつつ、ミュリエルは気を引き締め直す。


 いくら相手が未熟な術者だろうと、十人の空間魔法使い相手に油断は許されない。また、王城攻略メンバーが十人で済むわけがない。戦闘中の増援も考慮せねばならなかった。


「最初から全力でいくわよ!」


 ミュリエルは不適に言い放ち、ふたつの魄法を唱える。


「【神罰コード霊鎧アイン】、【神罰コード霊剣ツヴァイ】」


 神罰の大盤振る舞い。


 周囲の霊力が彼女の体へ押し寄せ、莫大なエネルギーを生み出す。そして、その熱量は彼女を包み込み、ふたつの物体を形成していく。


 ひとつは鎧。ミュリエルの髪色と同じ白銀の鎧が、彼女の身にまとわられた。かぶとはなく、全身鎧フルプレートにも関わらずスマートな印象を与えるそれは、そこに存在するだけで多大な霊圧を発生させている。


 ひとつは剣。これまた白銀の輝きを放つ幅広の剣が、ミュリエルの手に収まっている。華美な装飾のないシンプルなデザインだが、内包する霊力は尋常ではない。軽く振るだけで大気を震わせるだろう。


 完全装備となったミュリエルを目撃した騎士たちは、先程までの余裕を霧散させて怯む。


 彼女から放たれる霊力は、どんなに鈍感な者でも鮮明に知覚できるほど膨大。王城を攻める役目を任される実力者の彼らであっても、恐怖で体が竦むレベルの圧を感じた。


 怯むだけで済んだのは、ひとえに空間魔法のお陰。かの異能があれば負けるはずがないという、一種の固着執念が彼らの心を支えていた。


 装備を整えたミュリエルは不適に笑う。相手に自分を恐れさせるため、自信のなさはお首にも出さない。


「さぁ、世界最強のミュリエル・ノウル・カルムスドがお相手して差し上げるわ。心してかかってきなさい」


 ミュリエルの孤独な戦いが、幕を開けた。

 

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