応援コメント

『走る犬』」への応援コメント

  • ユウナさんのコメントへのお返事も読ませていただいてからのコメントなので、紺野さんの解説? も入った状態ですから、より紺野さんが書きたかったことが明確に伝わったかなと思います。
    メッセージ性の強いお話が好きなので、次話からも楽しみになりました。

    二つ考えたことがあって、一つは、記憶喪失って残酷だなということです。あれ、なんか読書感想文みたいになっちゃってるかな。笑
    人間も、きっと人間以外の動物も、その存在を形作るのに記憶って大きな要素を持っていると思うんですよね。
    それを失ってしまったら、自分が何だか分からなくなってしまって、どう生きていいのか指標も分からなくなってしまう。
    この犬のように、何をどうしてもいいか分からないで彷徨いながら、それでも生き続けなきゃいけないのって辛いだろうな……と。
    そう思うと同時に、自分がこれまでの記憶を持っていることに感謝したくなりました。
    一緒に記憶を作り上げてくれた人たちにも、なんだかお礼を言いたくなったりして。

    もう一つは、人間って勝手だなということです。
    相手を自分の好きなように決めつけて、ふるい分けて、知らない間に差別しているんだなって。
    特に飼い主さんからの見え方はそれが顕著で、自分の思うようにならないならもう飼い犬でもないだなんて……ううん、人間は勝手だ。
    他者へ期待することは一つの信頼の表れなのかもしれないでんですけど、一方で押しつけなのかなあ、なんて考えました。

    こう、お話を読んだとき勝手に頭の中で話を膨らませるのが好きなので、ぐだぐだと色んなことを話してすみません。
    続きも楽しみにして読ませていただきます。

    作者からの返信

    お返事遅くなりました!ありがとうございます!嬉しくて何度も読み返していました!(アプリからも返信できるようにしてほしい…!)

    記憶喪失は残酷、という点で、私は先にランテが浮かんできました笑
    彼にとって記憶喪失が残酷だったのか、それとも逆の意味があったのか、割と常に考えていたので…でも似たようなことが言えますよね。結局誰も自分のことを知らず、説明ができなければ、見る人によって立場も重要性も変わってくるという点では、ランテにも共通してるな〜なんて考えてました。

    色々考えて頂けるのは書き手冥利に尽きます…!こういう感想とても嬉しいです!テンション上がって一日ニヤニヤしてしまいますね…!