愛だの恋だの

「恋愛」というタグをつけているくせに未だにそのような話がなかったので、ここで。自分のことを書くのはまだ恥ずかしいので、どうでもいい話をお一つどうぞ。

愛と恋の違い、これは人類史上永遠のテーマの一つであると思う。大袈裟ですかね。

今まで『愛は真心、恋は下心』だとか、「愛は妥協できない、恋はできる』だとかそういう意見を聞いたことがある。

どれもその通りだな、と思うとともに自分の中でいまいち腑に落ちない部分があるな、とも思う。

ここで私にとっての愛と恋の違いを述べよう。

愛は生きたくなること、恋は死にたくなることだ!

……少々省き過ぎた気がします。要は相手本位か自分本位かという話です。

私が現在考える『愛』とは、愛する何か(この場合、対象は何でもいい。人に限らず、生き物、ぬいぐるみとかギターとかペンとかの物、他にも実態のない物でもいい)のために自らを捧げることだと思う。それは自分の時間でもお金でも、自らを捧げる自己犠牲でもいい。対象のために尽くしたいと少しでも思えたのなら、たとえ完全とは言えなくてもそれは愛なのではないだろうか。

『恋』はそれとは違う。対象のために自己を失おうとする。「今日も彼に嫌なこと言っちゃった。あーあ、もう死にたい」とか「俺なんてもういない方がいいんじゃねぇの?」とかそういう感じ。ここで一つ誤解がないように言っておきたいのは、別に私は恋を軽んじている訳ではないということ。ただ、恋は愛に比べて逃げ道をつくりたがるように思う。

逃げずに対象と向き合うことはとても難しいことですね。それが出来る、強い人になりたい。

最近、『愛』を貰ったらこちらも無条件に尽くさなければならないのか? 『愛』が動機なら何をしてもいいのか? と考えさせられる小説をいくつか読みました。

あなたや私がそれぞれ何を思っても、私たちは自由でいていいのだと信じています。自分だけの感情を上手く表現できるようになりたいです。

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