第2話 ぴえん🥺
さて、密室殺人が起きた。ここから名探偵のボクが犯人を探そうと思う。犯人は誰だろうか?
「やっと私たち二人きりになれたね♡」ひとりの女の子がそうボクに言った。
え? ちょっと待って? もう犯人が誰なのかわかったっぽくないか? ごほんごほん、いやいや、そんなわけがない。これは何かの罠だ!
「私、この包丁でこの女を刺しちゃった♡」
ふぁっ!? ちょっと待って? これは犯人がわかったようなことだろう? いやいや、名探偵のボクの立場からすれば、この女の子が犯人なわけがない。
「ふふ、警察が来るまでに、私たちは二人で逃げようね?」彼女は包丁、それも血がベットリとついたものを見せてくる。
ボクは名探偵、密室殺人がすでに解決したようなものだった。
「ねえ? これは私たちの婚姻届よ♡」その書類には血がベットリとついてある。
2話終わり
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