第6話 水曜日の赤

今年ピンときているのは赤色。

ファッションのくくりで言えば、小物で飾ったり携帯する物。

基本、寒色系好みなのだが、ときにベージュやグレージュ、茶系やオレンジなどの暖色系に惹かれることもある。

だが、何故か強く赤が気になる。

雑誌やポスター、街の中でも、いつになく赤のアピール。

目線が引き寄せられる。

もともと赤は勝負カラーとも呼ばれ、ここぞという時は赤!

はては赤いパンツ! などということも聞く。

ただ、特段勝負事があるという訳ではないので、気にしているという事もないはず。

惹かれるように瞳にうつった赤は、心の奥にまでしっかりと入り込んできていた。


考えてみれば、今年は、今の世の中の状況において、うちかっていかなければならない事が非常に多い。医療、生命体の脈動、関連するさまざまな赤を思い描いてみた。


そういったなかで、赤は、マッチしているのではないだろうか。


丑年だけに、突進には気をつけて ^_^

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