第487話 アイドルあれこれ

 今回はまったくの趣味の話。

 乃木坂46の山下美月さんが卒業を発表しましたが、なんというか、あまりショックではなかった。印象としては「僕は僕を好きになる」のセンターだったことですが、それ以上がどうしても出てこない。これは個人的な感覚ですが、アイドルは注目されてから長い時間が経たないと、何となく馴染まない。例えば生田絵梨花さんとか白石麻衣さんとかは、それこそ「制服のマネキン」から知ってたわけで、それなりの時間を共有しているわけで、山下美月さんも時間を共有しているとは言え、僕の感覚では短かった。「制服のマネキン」から「最後のtight hug」までって、八年くらいですか? ちょっと驚くな。

 たまたまラジオが聞ける関係で、あまり認知されていないアイドルを追いかけているけど、Xのアカウントを見ると結構面白い。同じグループでも一人だけ桁違いにフォロワーが多い人とかいて、そのメンバーの人はグラビアをやってるので、つまりそういうことかな、と僕は思ったりしている。

 これは実名を出して申し訳ないけど、≠MEというグループがアルバムを出すからか、YouTube上に過去のライブ映像をアップしてるけど、「天使は何処へ」という曲のライブ映像のコメントに「照明を明るくしてくれ」とあって、ちょっと笑ってしまった。見てみると確かに暗くて、表情はわからないし、ダンスもシルエットでわかる、という謎な演出だった。カッコ良くはあるけど、いったい何を見れば良いのか、と思ったりした。でもこの曲は好きです。MVもダンス動画も素晴らしい。

 なんだかんだでアイドル界隈を遠くから見始めて数年が経ったけど、今のところ、解散したアイドルは一つしか存在しないのは幸運なんだろうか。アイドルグループの寿命って、いつ、どんな形で来るか、いまいち分からない。メンバーの高齢化とかが理由になりそうだけど、それは別にメンバーを入れ替えていけば同じ名前で続けられる。確かに象徴的なメンバーはいるけど、AKB48も乃木坂46も、モーニング娘。だって、どうも不死的にいつまでも続くっぽい。まぁ、それはメンバーの象徴性がグループの象徴性に昇華したのかもしれないけど。どうでも良いけど、AKB48がある限り、秋葉原は何かの象徴なんだろうけど、秋葉原が変質したらAKB48はどうするんだろう? 秋葉原って、成人向けコンテンツとコンカフェがどんどん強くなってる気もするけど、それは僕が街をよく知らないからだろうか。

 最後に勝手なことを書いておくと、乃木坂46の小川彩さんは、どうも齋藤飛鳥さん的な展開になるのかなぁ、と思って見てます。いつかシングルのセンターでバリバリやってくれ、と思っている。



2024/2/19

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