前のエピソード――第474話勝負を何度も出来るか、という根本問題

　これは先日の実話。

　たまたま大型の家電量販店に行きまして、Apple製品が並んでいるのを良いことに、キーボードのタッチをチェックしました。今のパソコンに何の問題もないし、まだまだ使うのですが、MacBook Airが有望かとも思ったけどちょっと馴染まない。大きすぎる気がしますね。

　これは今のパソコンを買った後に考え始めたことで、もうパソコンを買わずにタブレットにキーボードを付属させて使おうかな、という発想があります。ちょっと非現実的かな、とも思ったのですが、今回、iPadと付属のキーボードのタッチを確認すると決して悪くない。むしろ良いかもしれない。もっとも、CDを取り込むのがタブレットだと難しいだろうな。

　さて、そんなこんなで「キーボードのタッチを確認した」などと表現してますが、どうやって確認したかというと、すぐそばにいるお客と店員のやり取りする会話を即座に打ち込んだ、のです。

　これはまったくの偶然ですが、どこかのお客が店員に「安い、型落ちのApple Watchはないか」とか言い出して、何とか安く買おうとあれやこれや話してたので、僕はそれをすぐそばで聞きながらひたすらキーボードを打ちました。文字起こしです。

　なんつーか、変な客というか、異常な客でしたね。そのApple Watchが欲しいお客には店員が二人がかりで対応してたのに、僕には声をかけてきませんでした。むしろ声をかけて欲しかった。キーボードの互換性などを知りたかったので。しかし、やはり関わりたくなかったのかもな。とても買いそうには見えなかっただろうし。

　それにしても、パソコンって値段が高いなぁ、と思いつつ、スマホの値段を見てみると、こちらも桁違いに高い。円安のせいもあるんでしょうけど、Apple製品には謎の信頼感が僕の中にあるので、うーん、他は使えないかな。何が一番信頼できるかと言えば、システムの堅牢さですね。まぁ、詳しくないし、印象に過ぎないのですが。

　何回か書いてますが、僕が使ってるのはMacBookです。MacBook Airでも、MacBook Proでもなく、MacBookです。これは良いマシーン。サイズもちょうど良い。軽い。大切に使おう。

　それにしても、CDの問題が解消されるなら、タブレットは、かなり有力な選択肢だな。いやはや、凄い時代になりました。二十年前にはスマホもタブレットもなかったし、そもそも小学校とか中学校でタブレットを与えられる時代なんて、想像もしなかった。「新世紀エヴァンゲリオン」で主人公たちが机と一体型みたいな電子端末で授業を受けてたけど、そこを飛び越えた感がある。恐ろしい……。

2023/10/14