第468話 は、発音が甘い
今回は発音の話。
ここのところ、「機動戦士ガンダムSEED」を見ているのですが、ザフトの、ガンダムを奪ったアスランその他の四人組の中、イザークとディアッカが、仲間のニコルを呼ぶ時の発音がかなり甘くて「にこるん」にしか聞こえない。戦いの最中、藤田ニコルさんを呼びまくってるみたいで笑ってしまう。
もう一つ、ここのところ「クラシックカー・ディーラーズ」を車の部品などの用語を覚えたくて見ているのですが、この前、メカニックのエドの仕事の進捗を見にきたバイヤーのマイクが、おそらく「お手頃だな!」みたいなことを言ったと思ったのだけど、「お手軽」とも「お手柄」とも受け取れる場面で、謎すぎた。
どうにも日本語の発音は難しい。文字にしてくれと思う場面もあるけど、ふと気になったのが、コマーシャルに字幕をつける取り組みをしている組織のコマーシャル。字幕をつける理由を聴覚障害者などに限らず、騒音でテレビの音が聞こえない場面でも役立つ、という趣旨の内容がある。普通のテレビ番組でも字幕をつくのが普通になってきたから、字幕もそのうち、普通になるかもな。
もう遥か昔に「オンドゥル語」なんてものがあったけど、創作の場においては、明確な発音が全て、というわけにはいかない。その場面の勢いとか、展開の流れの方が優先されるべきだろう、と素人でもわかる。
発音といえば、僕の中での初音ミクとかボカロに歌わせた曲のボーカルは、あまり馴染まない。音の高低差が激しいのが個人的に好みではないらしい。曖昧で微妙な発音というか、音程が好ましい。
最近、NHKのニュースでAIに内容を話させるパートが当たり前になってきたけど、安定している様子。個人的にはあまり不快感はない。この人工知能の読み上げのいいところは、正しい発音が分かることです。例えば「ガーシー」という固有名詞は僕には発音がわからない。本人が名乗る動画か何かを見れば分かるかもしれないけど、報道においては発音がいくつもあって、判然としない。これは逆説的だけど、人間は各個人で発音はバラバラになるけど、人工知能にはそういう個性、揺らぎはありえない。確かな発音しかしない。しかしそこまで人工知能を信じすぎると、今度は人工知能が間違った時、誰も彼もが気付かず、勘違いしてしまうので、信用、信頼の塩梅がかなり難しい。
そんなことをつらつらと書きながら、自分のペンネームがどんな風に発音されるか、発音して欲しいのか、全く考えてないですね。ま、どうせ文字の上だけの名前だし、良いか。
2023/9/22
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