　お久しぶりになりましたが、今回は近況トークのお時間です。

　なんだかんだでお盆前から長い話を書いていたのですが、お盆があまりに忙しすぎて時間が取れず、最終的には二十日くらいかけることになったものの、とりあえずはお話は出来上がりました。十八万字、ほぼぴったりで、これはいずれ電撃大賞に放り込まれます。ずっと温めていた、というより放置していたSFです。前に短編連作で作った「脳情報移植型代替身体」の世界観になります。やっと書けた、という安堵がありますね。プロットがあって、しかし少し弱いかと思いましたがなんとか上手く整いました。

　さてさて、そんなこんなで読書をお休みしていたのですが、復帰しつつ、何を読もうかな？　という気持ちで、まったくの気まぐれで「銀河英雄伝説」をまた読み直しそうになって、さすがに自制した。まだまだ手元に多くの本があるので、読み直している場合ではありません。時間が予想以上に過ぎたので、本当に今年はもう本を買う必要はないですね。あと四ヶ月かぁ……、どこまで読めるだろう？

　まったく話は変わりますが、TwitterがXになりまして、でもそこまで大騒ぎでもなく、何の変化もなく使ってます。これは名称変更とは関係ないのですが、公式の認証マークの件で、芸能人の公式アカウントが見分けられなくなったのは不便ですね。本物かわからないので。しかしあまりチェックもしないから、いいか。

　少し音楽の話をすると、「D4DJ」のユニット、Photon Maidenのアルバムを安価で手に入れたのですが、これが期待以上の名盤でした。最初、あまり興味がなかったのですが「G.A.M.E.」という曲がかなり良くて、アルバムを買うことにしました。すると他の曲もかなりピタッとはまって、心地いい。地元の中古CD店で買ったのですが、最初、棚に無いように見えて、「いや、しかしあるはずだ」という謎の感覚に襲われて何度も何度も念入りに棚を確認したら、最終的には発見できました。ありがたや。他では星街すいせいさんのアルバム「Spector」も良さげです。というか、YouTubeでリード曲の「みちづれ」をMVでもThe First Takeでも、かなりかなり、かなり聞いたのですが、CDだと音がまったく違って驚いた。最強の音質というか、ここまで違うか、というくらい良い。良い買い物でした。ちょっとズレますが、星街すいせいさんのキャッチコピーの「彗星の如く現れたスターの原石」っていう奴、ありとあらゆるところがダブルミーニングになっていて、これを考えた人は天才です。

　ちょっと個人的な話ですが、さなコン3の追加情報がないか、たまにTwitter、では名前がなくなったサービスで検索をかけるのですが、謎の美人局っぽいアカウントが「さなコン」で引っかかるのが可笑しい。人工知能の頭の良さも、まだこの程度です。それはまだ発展する余地がある、ということですが。

　というのが、最近の話でした。しかし久しぶりに長い話を書いて、疲れました。

　2023/8/24