第445話 文体、大変、変な感じ
今回は自省の話。
カクヨムでは主にエッセイを漁っているのですが、なんというか、僕がここに書き散らしている内容とは文体がまるで違う。僕の文体は大変、変な感じらしい。
そもそもちゃんとした作家さんのエッセイは何を読んだかな、と考えると、桜庭一樹さん、森博嗣さん、村上春樹さん、という感じですが、あまりに勉強不足だろうか。
そもそもみなさん、文体を意識して書いてますか? みたいに誰かに問いかける感じを意識して書いてますか?(大混乱)
もう今なんてほとんど誰もブログなんてやってませんが、僕はおおよそブログが市民権を得る辺りからネットを彷徨ってるものの、実際のところ、ブログを書いてたかと言われると、たいして書いてない。
では、メールはどうだろう、となると、携帯電話を持つのがめちゃくちゃ遅かったので、やはりメールもしっくりと馴染んでたわけじゃない。
いきなり脱線しますが、ここのところ「虹コンの征服ちゅうずでぃ」というラジオ番組を真剣に聞いてますが、たまに古のオタクを刺激する内容があって面白い。僕の記憶の中でツイッター上でめちゃくちゃ多用された「ほかってくる」とか「ほかえり」みたいな奴、今もあるのかな。そもそもツイッターで何かを実況する文化って、今現在、十代のユーザーの中にもあるのかな。十五年くらい前、パソコンに齧り付いてラジオの実況をしてる人がめちゃくちゃいた印象なんですが、あれは僕の視界の中の限られた世界の話で、当時からそもそも無かったのかな。僕は幻を見たのか……?
話を少し戻すと、僕自身は「ほかってくる」は使ったことはありませんし、「オワタ」も使ったことがない。「草生える」も使わないし、「wwwww」みたいなのも使わなかった。「ノシ」は当時は使わなかったけど、「丹下桜のradio a la mode」というラジオ番組でどこかのリスナーさんがメールで使っていて、なんか良いな、と勝手に真似して使ったりした。
えーっと、なんの話だ? そう、どんな文体か、という話でした。僕の文体はおそらくだいぶ硬い。ギシギシ軋むくらい硬い。で、これを直せるかとなると、おそらく直らないだろうなぁ。一番楽な、書きやすい文体で書いているので、テキトーエッセイだし、それで良いかな、と思う次第です。しかし物語の場合は真剣にならないとな……。
まー、なんというか、僕も良い歳のおじさんになって、いずれ僕のような文体が「第二世代おじさん構文」とか呼ばれるんだろうなぁ。萎えるなぁ……。いや、自省しろよ。今すぐを
2023/7/1
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