第406話 細やかな美しさ
今回は服飾の話。といいつつ、アイドルの話です。
乃木坂46の新しいシングルが出まして、まぁ、テレビで見たり、MVを見たりしてます。
今回はカップリングで五期生楽曲がありまして、「心にもないこと」という曲です。センターは池田瑛紗さん。このMVが、結構いい内容というか、五期生ちゃんが顔面国宝しかいないので、とにかく凄い。MVの演出や内容もこだわりが強くて、面白いです。パントマイムというか、身振りでそこにないものを表現するのですが、曲とタイミングが合っていて、芸術味が強い。
それはそうと、この「心にもないこと」の衣装の中でも、イヤリングがすごく印象に残って、良いデザインです。メンバーごとに違うんですが、かなり目を引く。スタイリストさんなのか、デザイナーさんなのか、最高です。
さて、選抜メンバーの曲である表題の「人は夢を二度見る」ですが、サビの振り付けが少し謎で、身を屈めて長いスカートの裾を持って左右に振りながら、左右の足をそれぞれ動かす、みたいな振り付けで、初めて見た時は、ちょっと首を傾げてしまった。あまりにも地味で、どうにも落ち着かなかった。
そんな感想をNHKの歌番組で見て抱きつつ、別の民放の歌番組でやはり同じパフォーマンスをチェックしたわけですが、ここで思わぬ感想を抱くことになる。同じ振り付けなのに、印象がまるで違う。理由は何かといえば、衣装が違う、という一点です。
前も書いたかもしれませんが、僕の中では「スタイリスト」みたいな職業がずっとよく分かってなかった。それがアイドルを追うようになると、様々な衣装があって、そこにスタイリストさんやデザイナーさんが携わって、様々な努力をしていると分かってきた。そういう人たち自身はパフォーマンスしたりするわけではないけど、ものすごく大きな要素なのでは。もっとも、それはダンスの振付師さんとか、メイクさん、カメラマンさんなどなど、他にもいろんな人が関わって、一つの作品を作っているのが実際で、そういうところを考えてしまうと、本当に感心するし、感動する。
それにしても、「心にもないこと」のイヤリングは良かった。僕の中ではイヤリングはあまり好きな装飾品ではなくて、良さが分からなかったけど、今回ばかりは「良い!」としか言えない。お見それしました。
かなり脱線しますが、乃木坂46の選抜メンバーが大きく変化して、新時代! という感想。もう、一期生も二期生もいないわけで、これから、どんな風になるだろう……。
2023/4/6
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