第345話 恋愛禁止???
今回は唐突にネットで話題をさらった「恋愛禁止」の話。
この話題はAKB48の岡田奈々さんという方にまつわるスクープから始まったようですが、まぁ、この辺りはどうでも良い。
さて、僕自身はアイドルに恋愛して欲しくないか、と問われると、うーん、お好きにどうぞ、というスタンスかもしれない。恋愛禁止にする意味がわからない。仮に恋愛が絶対に禁止になって、僕が何らかの利益を得るかというと、そんな利益は見当たらない。それは僕がアイドルを基本的に音楽と喋りでのみ摂取していて、握手もしなければ、ネットを介してお話しすることもない、という立場にあるからだろうか。逆に、握手する人は、相手が恋愛しているなら握手は絶対にしない、というスタンスなんだろうか? だいぶ踏み込みますが、処女性みたいなものを求めているのか? これはあまり僕も考えないけど、自分の兄弟、姉妹が非童貞、非処女かを気にする人はあまりいないはずで、他にも同級生や職場の人のその辺りの事情に踏み込んだら、それは偏執的だし、ともするとそれは紛れもなくセクハラです。この善意のラインが守られると信じる僕なので、アイドルの恋愛事情やプライベートをスクープするのがあまり好印象ではない。いや、そういうのが好きな人もいるでしょうけど。
これはまったくの巻き込み事故ですが、僕は声優オタクなので、女性声優がいつ結婚するのかは、だいぶ気になる。というか、ピンポイントで気になる。名前を挙げれば、堀江由衣さんはいつ結婚するのか、田村ゆかりさんはいつ結婚するのか、がいつまでも結論が先送りにされている。もう十年以上。坂本真綾さんは結婚し、能登麻美子さんも結婚し、水樹奈々さんも結婚したのに、と思わなくもない。まぁ、恋愛も結婚も個人の自由とは思うのですが、もはやファンは、早く結婚してくれ、と思ってるのでは? 俺じゃなくてもいいから! というような悲壮な感じで。
アイドルといえば、少し前に乃木坂46の生田絵梨花さんがグループを卒業した後、太田プロに入ったことが僕の聞いてるラジオでだいぶネタにされていた。それはそうと、卒業と間をおかずに恋愛が発覚したりしたら、それはそれで微妙な気持ちになるだろうな、とありもしない展開を夢想した。現実にはないわけだけど、もしそうなったら、どうだっただろう。またあーだこーだ、話題になったのでは。ただ、生田絵梨花さんが即座に熱愛発覚とかになると、いかにもな太田プロっぽさはある。太田プロに対する偏見が酷いな、我ながら。
アイドルの恋愛禁止に、ファンの心の中に「もしかしたら自分と結婚するかも」という願望があるように見えるのは、微笑ましい。そういう夢も、アイドルが提供するものの一つでしょう。悪くない夢だ。懐かしいなぁ……。
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