第342話 これが噂の!
今回はたまたま実行する機会が出来した「食事」と「背徳」の話。
僕はここのところ、TBSラジオがキー局の番組「東京ポッド許可局」を聞いているのですが、少し前に、ものすごい食事の話題、背徳飯の話題があった。それは、コンビニとかで売っているパウチに入ったミートボールを、白飯にぶっかけて食べる、というもの。
僕はコンビニでは基本的にこういった惣菜を買わないのですが、たまたま手に入った。もちろん、白飯もある。これは実行しない手はない、というわけで、やってみた。
どんぶりに白飯を盛り、ミートボールをレンジで温め、ぶっかけるだけ。なんと簡単なことか。
食べてみると、かなり塩辛いけど、これは美味い。めちゃくちゃジャンキーで、背徳感がすごい。まさに、ラジオで言っていた、背徳飯そのものだった。あのミートボールのソースを絡めた白飯のなんとも言えない味。別の意味での完全食だった。
まぁ、食べ終わった後に喉が渇いて、お茶が欲しくなるんだけど、その食後のお茶さえも美味い。全てが間違った方向で完璧な食事になりました。
ちなみに、コンビニのパウチの惣菜で、エビチリというのもあり、もう思い切って、これでも白飯にぶっかける背徳飯をやってみた。これはこれで白飯に合う。ここまで来ると、もはや、どんな惣菜でも白飯に合うのではないか。いやいや、それは、コンビニの商品開発に血道を上げる人たちが必死の努力、不断の努力で商品を考えているわけで、白米に合わせることは当然、考えているはずで、当たり前の結果なのですが。
少し前、鍋焼きうどんを食べる機会がありまして、本当に簡単なものだったのですが、汁を飲むか飲まないか、かなり判断が難しかった。僕はラーメンの汁はあまり飲みたくないと思いながら、最終的には勢いに飲まれて、最後の一滴まで飲み干すのですが、それはどんぶりだから飲みやすいけど、まさか、鍋に口をつけて飲むわけにもいかず、取り皿に移すわけにもいかず、匙で掬うわけにもいかず、うーん、あの時は何が正解だったのだろう。
背徳的な食事が食べたくなる時はままある。そしてもっと、僕の知らない背徳飯は無数にありそう。かなり素朴なところで、白飯にバターと醤油、とか、白飯にマヨネーズと七味、とか、ありそうな気もするけど、さすがにやっていない。そこまで行くと、さすがに背徳が過ぎる気もするけれど。
あぁ、そう、唐揚げにマヨネーズをつけたときは感動した。あれは良かった。タルタルもいいけど、マヨネーズだけでも良い。あー、なんか、腹が減るなぁ。
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