第326話 巨人、かと思ったらそうでもなかった

 今回はアイドルから始まる「大きさ」の話。

 ここのところチェックしている、STU48の瀧野由美子さん、この人がMVで見てるとかなり上背があるように見える。女性だからさすがに170はなくても、160台の後半かな、と思ってWikipediaを見てみると、思ったほど背は高くなかった。つまり相対的に大きく見えただけらしい。

 大きいと言えば、「進撃の巨人」はなんというか、大きさがよく分からない作品だった。エレン巨人が超大型巨人の膝程度の大きさ、という場面が来た時もよく分からなかったけど、地鳴らしのところで、超大型巨人よりも遥かにでかい巨人が出たのは、なんというか、やっぱり分からなかった。ただ凄いのは分かる。ちょっと脱線しますが、地鳴らしの時に壁から出てきた超大型巨人の群れがどんな風に海を越えるのかな、と思ってたら、普通に泳いできたのでびっくりした。泳ぐんかい……。

 身長の問題はテレビではどちらかといえば、みんな背が高く見える。これはカメラの構造的な影響なんだろうか。僕はあまり接近戦のイベントに参加したことがないけど、声優さんだと鈴木達央さんは大きかった。関智一さんは少し小柄に見えたかな。

 さて、アニメなどでもキャラクターの身長が設定されることがあるけど、まぁ、これは深入りすると泥沼になる。上背がすごくあるのにその体重では少なすぎる、みたいな意見がままある。特に女性キャラクターで。いや、僕が男性だから適当なことを言える面もありますが、男性に向けられた女性キャラクターはプロポーションがめちゃくちゃなので、設定としての数字はもはや形だけなんでしょう。横道に逸れると、ボクシングなどの選手は身長の割にものすごく体重が軽い。びっくりするほど軽い。いかに一般人の平均値には贅肉がついてるか分かります。

 アニメなどのキャラクターで身長の設定は必ずしも必要ではないけど、あるいはアニメにおいては絵を作る関係で、作画する人の間で共有する要素として数字が必要なのかもしれませんね。些細なことに突っ込むオタクもそうそういないと思うけど、わからないか……、作画崩壊とか言われちゃうのかな……。

 僕の中でアニメのキャラクターで身長の描写が非常に上手いなと思ったのは「PSYCHO-PASS」ですね。一期で常守朱はまだまだ新人でどこか幼い感じでしたが、二期になると少し上背があるようなキャラクターデザインに変わって、あるいは設定の上では身長が変わってはいないのかもしれないけど、成長がはっきり見えて良かった。刑事になった、という印象。

 小説はこの点、楽でいいなぁ、と思ったりする。

 それにしても、瀧野由美子さんは可愛らしい(謎の締め)

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