　今回は、意外に使っていない機能の話。

　かれこれ二十年くらい、ノートパソコンを次々と使っていて、一つ前に使っていたhpのノートパソコンと、今使っているMacBookがほぼ同じくらいの期間、使っていて、どちらも六年か七年ですか、しかし、MacBookは非常に安定していて、まだまだ使えそうです。

　さて、ノートパソコンにはスピーカーが内蔵されてますが、僕はこれをほとんど使っていない。常にヘッドホンとかイヤホンをしているのです。で、前に使っていたhpのパソコンが壊れる寸前、なんとなく音を出してみたのですが、びっくりすることにおそらく壊れていて、部分的に音が出なかった。使わなくても壊れるんだなぁ、とちょっと目から鱗だった。MacBookのスピーカーは今のところ、正常に機能してます。

　どうも僕の最近の生活では、スピーカーの出番がない。部屋でも音を出す理由がない。Air podsユーザーなので、全くストレスを感じずにイヤホンをつけてます。

　音響って本当にこだわろうと思えばどこまでもこだわれると思う。5.1chみたいな奴です。僕がこだわらない理由は、あまり違いがわからないからですが、これはそもそも、本当に「良い音」を知らないからで、知ったらハマりそうな気もする。やはり音楽はいい音で聞きたいような。しかし、そうなると環境から変える必要もあるのかな。周囲の音が聞こえない部屋とか？　そんなんあるのか？

　さて、なんで急にスピーカーの話をしているかというと、MacBookのスピーカーを確認したついでに、イヤホンと響きが違うだろうか、と耳を澄ましたからで、感想としては、どこか懐かしい、ということになります。大昔、イヤホンを使っていなかった時代の聞こえ方でした。しかし、むしろこちらの方が自然な気もしますね。耳元で音が流れ続けるのは、本当は不自然なのかも。自然とか不自然とか、僕の感覚に過ぎないのですが……。

　ちなみにテレビもイヤホンで聞いています。こちらはBluetoothなど搭載されていないので、激安、三百円の、コードが三メートルある奴で聞いてるのですが、まぁ、不便ではないですね。あれ？　もしや、これは音にこだわらないどころか、音を侮辱する人間のやり方では……。そんなことをふと思った。クワバラクワバラ。

　ちなみにMacBookで聞いているところでは、早見沙織さんの音楽がちょうどいいかも、と思ってます。特にジャズテイストの曲。どことなく洒落た店みたいな空気になる。まぁ、ごちゃごちゃした僕の部屋のままなんですけどね……。