第282話 弱気をはねつけてみよう

 今回は前回の内容からの展開。

 早く人間になりたい、というは変わらないのですが、さすがに書くのをやめたくなるのは重傷、重症ということで、音楽で立て直しを図ってます。

 僕の中で最近、一番強い曲はOfficial髭男dismの「FIRE GROUND」です。歌詞にある、向いてない! センスない! って、まさに僕のことなんだよなぁ。でも、まあ、やりたいと思ったし、やりたいし、面白いとも思うし、向いてなくてもセンスなくても、頑張ろう。そんな感じです。

 ここのところ、NHK Eテレでアニメ「プラネテス」の再放送を見ていて、主人公のハチマキに怖いものを感じながら、走ることはやっぱり必要なんだろうなぁ、と思った。走り方とかには危険なものがつきまとうけど、走らなくては、と思っている。あのもう一人の自分と対話するシーンは、僕は毎回、真顔で見ています。僕には、あんな風には見えないし、感じ取れないけど、それでも僕の心のどこかにも、あんな感じに説教じゃないけど、誘惑してくるものはある気がする。で、僕はそれに頻繁に負けているのでは。どこかで諦めたり、妥協しているんじゃないか。走るのをやめてる気もする。

 挙げた二つに共通するのは、信じる、ということ、自分を信じることなんだろうけど、それは結果を求めるのとは実は違うのかも、と気づいてはいる。自分のやりたいようにやって、夢が叶うのはほんの一部だ。それは覚悟とか、努力とか、才能とか、そういうもので大きなものをねじ伏せた人の特権で、選ばれた人のみの権利だと思う。僕が自分を信じても、どれだけ信じても、何かが足りなければ、何も形にはならない。

 でも、自分を信じなくなったら、つまらないだろうなぁ。なんのために生きるのか、その理由がなくなってしまうような。

 僕を見ている人はきっといない。だから僕だけが僕を知っていて、この鏡合わせが最後の、うーん、世界との繋がりなんじゃないか。こんなこと書くと、本当に「プラネテス」を勉強したのかよ! とお叱りを受けそうですが。ちょっと脱線しますが、「プラネテス」のエンディング曲、めっちゃ好きなんですよね。もうずっと好きで、CDを近場で探したり、東京に行った時に探すんだけど、なかなか見つからない。アマゾンで探そうかなぁ。あの曲は名曲、歴史に残してもいい名曲です。

 とにかく、また頑張ろう。僕はまだ生きてます。ユー・コピー?

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