第266話 作品世界を連想させる音楽
今回は久しぶりに音楽の話。
僕は音楽かラジオを聞いている時間が長いのですが、本を読む時や何かを書く時がそれです。
事情があってサブスクには全く手を出してなくて、もっぱら手元のCDかYouTube、あるいはradikoになります。
そんな中で聞いている音楽と読んでいる作品のリンクみたいなものがあって、特に書く時にはこれが良い具合の促進効果がある。
僕がここのところ、SFと特にリンクが強いと感じるのが、TAKU INOUE 星街すいせいの「3時12分」です。CDはいずれ手に入れるつもりですが、とりあえずYouTubeでMVを流しながらやってます。映像が凄いのですが、曲も強い。
他にSFを喚起させる曲は、平手友梨奈さんの「かけがえのない世界」も強いですね。
ちょっとSFから離れると、異世界ファンタジーの時は何故かアイドルの曲がしっくりくる。ここのところは虹のコンキスタドールが強いですね。「週刊少年少女アイドル」、「Luv♡Unbalance」、「BE MYSELF」あたりがピタッときますね。ちなみに「週刊少年少女アイドル」の歌詞はちょっと笑っちゃうほど、創作をテーマにした歌詞でユニークです。難しいのは引き延ばしだよ、本当に……。
他のアイドルでは、乃木坂46のアンダー曲とか、カップリング曲は馴染む。「錆びたコンパス」、「届かなくたって」というあたりが直近ではリピートしてます。
そういえば日向坂46の「僕なんか」がガチで強くて、どうしてか、THE FIRST TAKEの齊藤京子さんのバージョンが驚くほどはまる。
ここまで曲を挙げてきましたが、自分でもよく分からないのは、音楽もラジオも、本を読んでいる時や文章を作っている時はどこかで聞きながら、歌詞は頭に入らないし、おしゃべりの内容も頭に入らない。それでも聞いているのは、たぶん設定を練っている時、プロットを作ってる時に背景としてその曲やしゃべりの響き、曖昧な感覚があるからではないか、と勝手に思ってます。気分が連続する、うまく繋がると、空想にうまくシフトできる気がする、というか。まぁ、ほとんど妄想です。
逆にテレビはダメですね。これは確実。テレビはたぶん、情報が多すぎるんでしょう。映像と音声だけのようで、音声が、言葉、背景音、効果音と重なっていて、さらに音声だけで完結しないので映像を見ないと理解できないことがある。そうなると視線を画面に向けなくちゃいけなくて、落ち着かない。たぶん、内容を完全に把握している映画やドラマ、アニメなら音楽やラジオのように使えるだろう、と思う。ちょっとやってみたい気もする。
創作と音楽の連結をここまで書き連ねましたが、さて、音楽を作ってる人はどうしているのかな、と思ったりした。これは気になるな……。
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