第263話 最低限の形にはなった……
五月はコンテストの中間の結果が二つ出まして、今回はその話。
メディアワークス文庫の方はダメでしたね。ちょっと弱かった。ちょっというか、だいぶ。もっと工夫できた。設定の段階での作り込みが弱すぎたと思ってます。僕は設定を書き起こす前に、頭の中でだいぶ作品世界、そのイメージを練る傾向にあるので、どうやら書き始めるのが早すぎたかも。頭の中でもう少し熟成させればよかった。締め切りに追われたかな。うーん、仕方ない。換骨奪胎して作り直せそうな気もするけど、そもそも筋が違うのかも。もっと尖らせるべきではないか、と思うと、それはもう新しく書いたほうがいい。いやはや、こういうところが難しい。十万字がもっと楽に書けたらなぁ。
「戦うイケメン中編」の方は二つ放り込んで、一つが通過しました。現代風ファンタジーの「別世界は彼らの手の中」ですが、どこが良かったかはあまり分からない。うーん、この中間選考は、普通の公募の一次より甘いはずなので、あまり自信が持てない。実はこの中編はある種の練習、習作で作って、本来的な目的である同じ世界観での十五万字程度の長編が、すでに出来上がっています。これはカクヨムコンに当てるか、電撃大賞に当てようか、と思ってますが、さて、どうだろう。電撃大賞には少しサイズがはみ出すかも。
ともかく今回、一つ残ったことで、2022年の最低限の目標は達成したかな、というところです。やはりどこかに名前が出るのを目標として持っていたい。今年の応募済みで発表を待つ残りの公募、コンテストは、かなり望み薄な「5分で読書」と、スニーカー大賞の前期、角川文庫キャラクター小説大賞、この三つで、どれもなかなか厳しいのですが、とにかく先を見据えて新しく書いていきたい。こういうのを相撲では「三年先の稽古」というのでしょう。とりあえず、カクヨムコン(仮)、スニーカー大賞の後期、電撃文庫の短編、別サイトの公募用長編は用意できていますが、これらはすでに過去と見て、もっと新しい何かを考えたい。
どうもここのところ、書きたいと思っても勉強不足でうまく描けない場面が多いので、普通の読書だけではなくて、勉強として資料を読むことをやらないといけないのかも、と思ってはいる。うーん、勉強は嫌いじゃないつもりでいたけど、実は嫌いだったかもしれない。
何はともあれ、一安心した。もうちょっと頑張っていきましょう。東京タワーの土産物に書かれていた言葉は「努力」と「根性」ですから(ちょっと違うか?)。
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