第212話 公募でしんどい時に聞く曲の話
今回は音楽の話題。
かれこれずっと公募をやってるので、頻繁に一次で落ちたりするわけですが、これが場合によっては堪えるのです。あー! とか、もう! とか、ガッカリするのは避けられない。
そんな時、いろんな音楽が助けてくれるので、今回は曲を挙げて書いてみようかな、という趣旨です。
まずは、
Something Elesの「ラストチャンス」
です。
この曲はもう、二十年くらい前の曲ですが、ずっと好きで聞いてます。テレビ番組の企画の中での曲でしたが、何かに挑戦する人、した人はかなり共感できるのでは。
次は
GReeeeNの「Green boys」
です。
この曲は3.11の頃の曲ですから、やはり十年は前かな。この曲の存在を知ったのは偶然で、たまたまNHKで「アスリートの魂」という番組が力士の琴奨菊を取り上げた時、その番組の最後で流れたのがこの曲でした。公募って、本当の天才は一発で行けるように見えるけれど、僕は選ばれた人間ではないので、何度も挑戦するしかありません。とにかく、何度も……。
次は、
ザ・ブルーハーツの「TRAIN-TRAIN」
です。
僕はリアルタイムで聞いてなかったですが、この曲はいい。天国じゃないけど、地獄でもない。まさにこれです。地獄じゃない!
次は、
Mr.Childrenの「Tomorrow never knows」
です。
この曲は恋愛っぽい曲ですが、ただ一点、明日を誰も知らない、という部分だけで僕は救われています。Mr.Childrenでは「くるみ」や「GIFT」も良い。
次は、
UVERworldの「PRAYING RUN」
です。
この曲は強い、強すぎる。何も知らない人間が、出来ないとか、無駄だとか、間違ってるとか、そういうことを口走ることはよくあるわけで、そんな言葉への返答が「なら、やってみせてくれ」ということになる。この曲を聞くと、僕は僕にできることをやって、結果を出して見せてやろう、と思えるんですよね。それと、努力してる人は素晴らしい、ということもわかる。口先だけの人間の虚しさも分かるかな。口先だけだと思われたくないなら、最後まで、予想していた奇跡が起きるまで、走るしかない。
次は、
Mrs.GREEN APPLEの「僕のこと」
です。
この曲は本当にたまたま知ったのですが、怖いくらい踏み込んでくる。心が鷲掴みにされて、そのまま握り潰されそうなほどです。この曲を聞くと、共感と救いと叱咤が同時に去来します。名曲!
最後は言わずと知れた、
DREAMS COME TRUEの「何度でも」
です。
この曲には挑戦者の全てがある。僕の中で一番強く背中を押してくれた曲、一番強く支えてくれた曲です。本来的な歌詞の意味とは違いますが、文章にして「伝えたいこと」があるけど、それが「伝わる」ことってあまりなくて、とにかく工夫して、知恵を絞って、それでもうまく伝わらなくて、悔しい思いをするのが僕の実感です。それでもなんとか、言葉で、文章で、頑張りたい。一万回ダメでも、次の一回、一万一回目目指して、頑張ろう。そういう気持ちになる曲です。
今回、これを書いたのは、スニーカー大賞の結果が出て、僕自身は二次落ちでしたが、最終で落選した方のネット上の発言を見て、頑張れ! と思ったので、書いてみました。
最終落選はしかし、後になると自信になる、ような、気がする。僕はもう忘れてしまったかもな……。時は流れた……。
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