第156話 書くと読むのリズムがまた乱れまくってる
なんでこうなっちゃうんだろう、という嘆きが今回の話。
ここ数日、書く作業を進めていて、非常に順調なんですが、読むことができない。一応、少しは読んでますが、うまく感覚というか、手応えが認識できない。集中できないというか。漫画を読みたいな、と強く思う場面もあるけど、ちょうどいい漫画がない。
しかしこの書く作業に入る前は一ヶ月くらい、ひたすら読んでいたので、やっぱりリズムの喪失というしかない。
この実にフラストレーションが溜まるシチュエーションをなんとか解消するべく、カクヨムを漁ったりもするわけですが、なんともしっくり来ない。いったい、僕は何を読みたいんだろう? という疑問を自分で自分に向けて、答えはさっぱりわからないのであった。
ただ、ぼんやり感じているのは、今、読もうとしている本が、今、書いているものの世界観とあまり合わないので、書いている世界観を守ろうという意識があるかも。もしくはその世界観に頭が支配されていて、読もうとしてもその本の中身が入ってきづらい。
あまり明言もできないのですが、僕は一応、書いているうちにキャラクター、登場人物が勝手に動いたり、喋ったりすることはあります。ストーリーの向かう先も「降りてくる」というほどではないですが、浮かんでくるし、プロットを作る時も十万字程度に相当するものがスルスル出てくることがよくある。これが、憑依型というべきか、没入型というか、まぁ、そんな具合だとすると、そりゃ他の創作を簡単に身近に置かなくなるわなぁ、という気もする。
もっと自由に書いたり、読んだりできたらいいなぁ。どうしたらそうなれるのやら。
とにかく今の長編を頑張って作ります。公募に放り込むぞ!まだ余裕はある!
これはまったくの余談ですが、カクヨムは作品のジャンルをもう少し工夫できるのでは。異世界ファンタジーが曖昧で、SFも曖昧で、創作論と批評が融合して創作手法などを論じるのではなく、ジャンル批判に早変わりする。「異世界転移・転生」というジャンルを作ってもいいし、ゲーム小説みたいなものを分離してもいい。カクヨムはランキングが混沌で、作品を検索したくても、全くうまく絞れない。
今、僕が読む本に苦労しているからですが、読みたい本に簡単に手を伸ばせる、っていうのは、発信する側にも受信する側にも、利益があるはずなんだけどな、と思ったりもした。まあ、そこまで簡単に自分が心から好きになれる物語に出会えたことなんてないんだけど。
ああ、書きながら、読みながら、いられたらいいのに。心底、思う。
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