第144話 名刺がわりの名盤10選
1「DIVE」坂本真綾
2「桜の木の下」aiko
3「僕と君の全てをロックンロールと呼べ」サンボマスター
4「だから僕は音楽を辞めた」ヨルシカ
5「ひなたざか」日向坂46
6「momo-i quality -ベスト・オブ・モモーイ-」桃井はるこ
7「鬱くしい国」アーバンギャルド
8「TYCOON」UVER world
9「amp-reflection」school food punishment
10「COWBOY BEBOP O.S.T. FUTURE BLUES」
「DIVE」
坂本真綾さんの名盤としては「Lucy」がやはり強いですが、僕は「DIVE」も好きだぞ、という主張でここに挙げます。
坂本真綾さんの初期楽曲は名曲しかないので、「グレープフルーツ」も挙げたいところ。それを言ったら「ハチポチ」も良いのですが。
坂本真綾さんと菅野よう子さんがこの世界で、この時代に、良いタイミングで出会ったのは、間違いなく奇跡です。
「桜の木の下」
この一枚の完成度は背筋が冷えるほど完璧。とにかく隙がない。
発売からだいぶ経っていて、僕もかなり遅れてちゃんと聞いたのですが、今になってみると王道中の王道のJ-POPという感じです。
ここからaikoさんに入門するのが、一番いいのかな。「桜の時」とか「花火」とか、まったく古びないんですから、凄い。
「僕と君の全てをロックンロールと呼べ」
僕はサンボマスターにこの一枚から入りました。シングルの「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」はかなり聞いていたし、テレビでのパフォーマンスで山口隆さんがステージを転げ回るのも知ってましたが、僕がこのアルバムを買ったのはアニメ「働きマン」の挿入歌になっているということに直面してからです。
このアルバムはサンボマスターの良いエキスが凝縮されてます。
「だから僕は音楽を辞めた」
僕はヨルシカを、たまたまテレビで見た「花に亡霊」のMVで認識して、しかしその時はあまりしっくりはこなかった。
それがたまたまアイドルの女の子がネット配信で「だから僕は音楽を辞めた」を歌うのを見て、ギョッとした。凄い曲じゃないか、とすぐに調べ直して、アルバムを購入しました。
この一枚は心が引き裂かれるような曲が多くて、自分で自分を傷つけたいような気持ちで聞いてしまう。曲では「だから僕は音楽を辞めた」もですが、「八月、某、月明かり」も名曲!
「ひなたざか」
かなり迷いましたが、アイドルからはこの一枚。
日向坂46は「キュン」がやはり衝撃でしたが、偶然にその前に、けやき坂46としての「期待していない自分」のMVを見ていて、欅坂46も好きだったので、ひらがなもいいな! と思ってました。それが、日向坂46という形になって、良い化学反応が起こりましたね。
この「ひなたざか」というアルバムでは、通常版に収録の「My Fans」が名曲です。ダークな曲調で、いい塩梅。
「momo-i quality -ベスト・オブ・モモーイ」
この一枚は、ゼロ年代のオタクカルチャーにおける、絶対に欠かせない一枚だと思ってます。
なんだかんだで、オタクという生き物が社会的に理解されたり、解釈される時代になりましたけど、ゼロ年代には今とは少し違うオタクがいた。それも大勢。
この一枚には、オタクらしさ、が凝縮されていると思います。「Adolescence」とか、「Friendship」とか、如何にもという感じ。
これは一部の界隈では有名ですが、Perfumeに提供した「アキハバラブ」もセルフカバーされてます。
「鬱くしい国」
アーバンギャルドは上坂すみれさんからの流れで聞きましたが、サブカルそのものの楽曲世界が、ユニーク。
この一枚が僕の中ではしっくり来るかな、という感じで、他のアルバムの曲では「病めるアイドル」とか、「都会のアリス」なんかも好き。
「TYCOON」
UVERworldは、アニメ「地球へ」のOPテーマだった「endscape」から知ってますが、年々、時間と共に全ての要素が強くなっていくのがいい。
このアルバムにおける「PRAYING RUN」は本当に良い。頑張ろう、頑張りたい、と思えます。
「amp-reflection」
school food punishmentは、ドラマ「女子大生会計士の事件簿」のテーマ曲「feed back」で、面白いな、と思ってましたが、そこからアニメ「東のエデン」で、EDテーマ曲を歌っていて、やはり良いな、となりました。ちなみに劇場版のテーマ曲「after laughter」が一番好きです。
「COWBOY BEBOP O.S.T. FUTURE BLUES」
アニメ「カウボーイ・ビバップ 」は、僕は何故かテレビシリーズを一話も見ずに、映画館で「劇場版 カウボーイ・ビバップ 天国の扉」を見たのですが、今となってはそれは正解だった。ような気がする。と思う。たぶん。
このサントラは一曲もハズレがない。そしてどんな気分にも対応できる。やはり菅野よう子さんは凄い、となりますね。
10選の趣旨にやや反しますが、このサントラに入ってない劇場版のOPテーマ「Ask DNA」は名曲ですし、そのシングル盤に入っている挿入歌もかなり良いです。
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