第141話 まったく音楽の話をしてませんでしたね
久しぶりに今、聞いている音楽の話が今回のお題。
CDで一番最近に買ったのは、GUNS 'N ROSESのベスト盤なんですが、少し勘違いしてて、まだしっかり聞いてません。ジョギングしながら聞こうかな。
そのひとつ前が虹のコンキスタドールの「RAINBOW SUMMER SHOWER」という七周年記念盤で、これがちょうど良い内容。いかにも虹コン! というリード曲の「世界の中心で虹を叫んだサマー」、キャッチーな「美味いものファンクラブ」、カッコいい「ジャスナウ!」、胸熱な「雨上がり、虹はかかる」と、隙がない。何より、ここから過去のアルバムに戻っていく、いい呼び水。虹コンでは、最近は「二人のシュプール」とか「戦場の聖バレンタイン」とか、聞きまくってます。虹コンはいいぞ!
その前にiPhoneに入れたのは22/7のアルバム「11という名の永遠の素数」です。これは少し前にエッセイで触れましたが、あれから、聞き込みまくった結果、2021年のナンバーワンなアルバムになりつつある。僕はラジオオタクとして「22/7 割り切れないラジオ+」をチェックしていて、その中でアルバムのリード曲として「ヒヤシンス」を聞いたのですが、この曲はスルメ曲の中のスルメ曲。
「ヒヤシンス」という曲は半分くらいが短いセリフの連なりなんですが、そのセリフパートの言葉を読み取っていくと、心が震える。こんな歌詞、泣く、という感じになります。何度聞いても感動する。22/7は新メンバー募集、メンバー卒業と慌ただしくて、悲しいような、さみしいような。近くに出る写真集を買っちゃいそう。思い出を形に残したくて。まさかこんなに自分が弱気になるとは……。
CDを手に取っていなくてラジオで聞いてるところでは、日向坂46の「君しか勝たん」、「ってか」とか、乃木坂46の「君に叱られた」もいい感じなんですが、ちょっとアイドルから離れると、すいそうぐらし、というアーティストがなんだかんだで面白い。「私だけが好きだった」という新曲が、これまでの「嘘でも好きって」と「それでも好きだよ」とは少し毛色を変えながら、やはり聞かせるし、メロディーも声も耳に残る。不思議なことに、歌声、歌詞、曲、編曲がぴたりと重なる芸術的なアーティストがここのところ、増えてきた気がしますね。いきなりではなく、ヨルシカ、YOASOBI、yama、Adoという辺りからの流れとして僕は解釈してますが、音楽の芸術としての側面は急激に発展している印象。簡単に言えば、面白くなってきたぞ、ということになります。
アニソンに関しては、上田麗奈さんが面白い。今、一番、楽しみにしているのは駒形友梨さんのフルアルバムです。まだあまり情報がありませんが、期待大です。
それにしてもまだ振り返るには早いですけど、今年は音楽にあまり触れなかったな、という印象。新型コロナ云々というより、僕のアンテナが機能していない。感性が衰えたか。歳はとりたくないなぁ。
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