第134話 ちょっと愚痴ってみたりして、悪いと思いながら

 今日はネット小説大賞の二次選考の結果が出て、まあ、ダメでした。次を真剣に考えよう、というのが今回の話。

 まず、カクヨムコン、ネット小説大賞、それぞれに新作をぶつけるのは絶対と決めているので、書かないといけない。カクヨムコンには今、連載中の奴が自然とぶつけられる、はず。なのでおおよそ完了。ネット小説大賞には、まったくの新作をぶつけるとしておおよそ書き上がっているけど、まだ最後が残ってて、直しもできてない。数字にすると65%は出来ている、かな。こうなると、あとは直しに時間を当てれば良い、のかもしれない。

 その他には、十万字程度の公募で、カクヨムからぶつけられそうなものがあれば、それに当てるための十万字が一つあるのでぶつけたいですが、しかしこちらもやはり直しが終わってない。なんだなんだ、直しを先送りにして、次第しだいに自分の首を絞めてるだけじゃないか……。

 それはそうと、カクヨムコンとかネット小説大賞って、どれくらいの文量が最適なんだろう? カクヨムコンは読者選考があるので、助走期間がある程度あった方がいいような気がする。ネット小説大賞は読者選考がないけど、十万字くらいは欲しいのかな。この辺りの匙加減がまだまだ分からない。

 前も書きましたが、公募だと応募総数から最終に残る割合が1%未満とかはザラなので、今回の結果もその辺りを言い訳にしつつ、とにかくまだ頑張ろう、という感じです。もっと大衆受けする、流行りを取り入れるべきなんでしょうけど、古風なのが好きなんですよねぇ。技比べみたいなチャンバラが特に。何がそうさせるのかは、まぁ、色々あるんでしょうけど、読書をはじめた最初の頃に安井健太郎さんの「ラグナロク」を読んだのが大きいかな、とは思わなくもない。一番好きなのは短編の一つの、ガンマンと速さ比べをする奴です。あれは記憶に鮮明にある。この「ラグナロク」という作品はいろんな要素があって、超能力も超科学もあって、モンスターみたいなのもいるし、てんこ盛りですが、根っこの根っこはアクションで、それが僕の奥底に刻まれている気がしますね。まぁ、十五年以上前の感覚で今、何かしらを書くというのも、それこそ流行りが一周まわらないと、誰にも見向きされないのがありそうなところです。早く流行りよ、まわってくれ。

 そもそもからして、異世界転生を異世界転移と勘違いしてたし、悪役令嬢とはなんなのか分かってなくて、ざまぁと成り上がりの何が違うか細かく知らないので、流行りに乗れないどころか、理解できていない自分がいる。歳をとると最新の流行の勉強も難しいので、ロートルらしい錆びた作品、苔むした作品で、頑張ります。それが何より好きなので。僕自身が。

 あー、頑張ろう! とにかく、頑張ろう! と自分を叱咤する夜であった……。

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