第55話 頭が煮えたぎる
まったく無関係なのですが、カクヨム を弄らないといけない、とか、欲しいCDをどうやって手に入れていくか、とか、新しい靴がどうにも足に合うか不安だな、とか、どうやったら将棋が強くなるだろう、とか、そういうてんでバラバラなことが頭の中にぎっしり詰まって、にっちもさっちも行かなくなる。という精神状態になりました。一つ一つ解決すればいいのですが、なんとももどかしい。
ということを考えていて、あー!もう!みたいになった瞬間、思い切って将棋ウォーズで3局指したら、急に落ち着いた。気分転換、って言う言葉が確かにあるけど、こういう気持ちを言うんだろうなぁ。気分ではなく思考の対象がいくつもあって分裂しているのが、一つを目の前に用意することで、そこに集中すれば、とりあえず分裂、分散していた思考がまとまってくる。不思議な感覚ですが、確かにあることです、僕の中では。
僕は大抵、同時に色々なことを考える傾向です。具体的には、読書のこと、物語を書くこと、物語を構想すること、ラジオにメールすること、欲しいCD、ジョギング、将棋、と、ほとんど趣味に振り向けられているのですが、それでも混乱する。体は一つだし、それ以上に思考って一つなんですよね。パソコンとかスマホなら同時に複数のタスクができても、僕はラジオを聞きながら文章を書く時、文章に没頭するとラジオの内容なんて覚えてない。本を読みながら音楽を聞いても、音楽のことは頭に入らない。この思考の散漫になる感じ、嫌ではないのですが、今日はその散漫さが乱反射して、だいぶ閉口したなぁ。
頭の中の整理とか、僕は全くできなくて、常にごちゃごちゃしてますね。ちなみに部屋もだいぶごちゃごちゃしてます。心の表れ、なんて言われたこともありましたが、僕の心が一番表れるのは、スマホのメモ機能です。300件くらい書き込みがあって、その中でもブックオフで探す本とか、いつかは手に入れる本とか、似たような一覧がある。これに似た欲しいCD一覧のメモも数件ある。あとは物語で使えそうな構想とか、アイディアとか。ラジオで聞いた面白そうな歌手とか曲名もあるし、備忘録としての記入も多い。本当にデタラメなメモなので、僕以外、誰も全体とか、意味を理解できない気もする。
しかし、まぁ、思考が煮えたぎらなくなったら、思考停止と見てもいいので、考えるだけ考える、悩むだけ悩む、というのも必要なんでしょう。
問題はそこから脱出する手法、ですね。
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