第34話 おー、すごい発想!という創作法

たまたまTwitterを見てる中で、ネットに小説をあげてる方が、書くスピードは遅いけど推敲しながら書いてるから、早く書いて推敲できずにアップできないより効率がいい、と発言していて、びっくりした。

僕は文章を書いた後に推敲しますが、あまりこんな形でやる人もいないのかもしれませんが、内容を忘れるほど放置して、それから一から読んで直します。最近はなかなか出来ないですが、公募の時は一ヶ月は寝かしていましたね。

それはそうと、推敲しながら書く、という発想はなかった。というよりは、推敲とは何か、というところでイメージが人それぞれなんだな、ということがわかりました。僕の中では、推敲しながら書く、というのは、地図から視線を外さずに車を運転する、みたいな印象です。地図通りに走れば確かに事故はないんだろうけど、前を見ないと運転できない、というか。僕の場合は地図はプロットで、プロットを念頭に比較的自由に書いて、目的地に着く=一区切りになったら、どんな道筋だったか検証する、というのが推敲、になります。

何に重きを置くかは自由だし、書き手、発信者には求められるものが色々あるなぁ、と感じます。ネットに小説を上げると、定期的に更新しないといけない、とか、ある程度の文量がないといけない、とか、内容でも起伏をつけなきゃいけない、見せ場がなきゃいけない、と、とにかく重要なものが多過ぎて、全てをフォローできる天才ではない僕は、多くを犠牲にして、部分的に可能なものにすがるしかありません。

推敲、苦手だしなぁ。

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