第23話 推敲が最難関

書くのは好きだし、設定や世界観、シナリオを考えるのも好きなんですが、一番の問題は書き上がったものを推敲することです。これが全く手につかない。もうパソコンの中で書き上がったものが大渋滞なのに、推敲が動き出せない。誰か代わりにやってくれ!と思うほど、本当に苦手。

カクヨムに上げる場合はその日の公開分は公開直前に読み直してるんですが、さすがに下書きとして登録する前に一度は通して読んでおきたい。完璧にしたいというよりは、完成度を上げたい、という程度ではあるのですが、なんというか、未推敲の原稿を上げるのは、服を着ないで外に出てるような(そんなことしたことないし、しないけど)気分になります。

ちなみにはるか昔、締め切りまで時間がなくてほとんど推敲せずにプリントアウトして公募に送り付けたら、評価シートが全員に送られる賞でしたが、一次選考で落ちて評価シートに「推敲しなさい」と書いてあったことがありましたね。さすがに反省した。

いやはや、手間を惜しんじゃいけません。書こうと思えば一日に15000字くらいは書けるのに、推敲は一日何ページとかではなく、やらない、つまり進捗ゼロ、差し迫った状態にならないとやらない、というのは、何か間違ってるな。

本当に文章を誰かに読んで欲しいのかな、僕は。

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