第22話 あなたの「エヴァ」はどこから?

僕が初めてエヴァを知ったのは、小学生の時の週末の早朝でした。たぶん土曜日だったと思いますが、何故か朝の5時くらいに目が覚めて、家族は誰も起きてないからと、リビングのテレビで適当にチャンネルを移動していったら、お!アニメじゃん!これなんだ?という具合に見たのが、エヴァの再放送でした。マグマダイバーの回でしたね。それから数週間が過ぎて、次に見た時は、例の「男の戰い」でした。あれを見て好きにならない人はいないでしょう。

それから漫画版をチェックして、何故か集まったオタク友達から、市立図書館に劇場版のVHSがあると聞き、見に行ったりしました。

テレビ版を全話見たのはだいぶ経ってからで、しかも新劇場版はテレビで見るだけになってます。

エヴァの凄いところは色々ありますが、僕が一つ挙げたいのは、碇シンジが持っているカセットプレイヤー、ウォークマンみたいな奴が、完全に時代錯誤なはずなのに、ものすごくマッチしてて、全く古びた印象がない。こういう細かいところでも作品世界の綻びにならないのが、感動的ですらある。

不思議なのは第3新東京市はビルを上げ下げすることだけど、まぁ、そんな細かいところを気にしても仕方がない。しかしセントラルドグマの上に街を作る計画、誰が考えたのかなぁ。普通に要塞だけで良いのでは。ネルフの関係者の生活環境を用意する必要があったのか?

それはそうと、ヤシマ作戦は胸熱である。

あと宇宙から降ってくる使徒の下に飛び込んで「ATフィールド!全開!」もいいな。心震える。

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