第21話 フィルムアート社の公式連載は楽しそう
たまたまトップページでバナーを見たので、「フィルムアート社」の創作に関する公式連載をチラチラ見てますが、興味深いですね。
僕はあまり創作論とかを読んだことがなくて、振り返ると冲方丁さんの指南書は読みましたが、他はよく覚えてない。その冲方丁さんの創作論の本も「カオス・レギオン」とか「蒼穹のファフナー」の裏側が知りたい、という願望からでした。
創作とは違いますが、僕は小学2年生でたまたま父が安い将棋盤と駒を買ってきて、本など読まずに、駒に付属の説明書で駒の動かし方を知り、後は父との実戦で勉強しました。それが小学4年生くらいの時に、父が気まぐれで中原誠さんの書いた初心者向けの将棋の本を買ってきて、読んでみろ、となったのですが、それを読んだ途端、全く将棋が形にならなくなりました。
例えば棒銀が解説されていて、それを読んで、よし、やってみよう!となっても、実戦なんてテキスト通りにいかないし、テキストにある初等戦術なんて、少し将棋を知ってる人なら対策をよく知ってるんですよ。おかしいなぁ、これで攻め込めるのに、と思って、使いこなせない戦術を試しても、良いところがないまま負ける。負け続ける。結局、僕はその中原誠さんの入門書は封印して、小学6年生で父と対等に戦えるようになり、そこで家族との将棋は終わりました。
この経験が心に刻み込まれていて、誰かのやり方を形だけ教わっても、使いこなせないのではないか、と頻繁に思います。それなら自分にできること、自分しか思いつかないことをやろう、ということも多いです。
僕はラジオの大喜利が好きで、マイナーな番組ではメールが採用されたりしますが、テレビで「笑点」をじっくり見たことはありません。お約束とか、上手いと唸るしかないテクニックがあるのはわかっても、なんとなく、自分の中にある可笑し味、で勝負したくなる。個性から生まれる何か、に頼っているのです。
創作論も、きっと取り入れることはないのですが、単純に面白そうではある。何かのエッセイみたいな感じで読もうかな、と思ってます。
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