第15話 カヌレ、やはり美味い

少し離れたパン屋さんにカヌレが売っていて、たまに食べるんだけど、これがなんとも言えず美味い。皮の固さと中のもっちりした感じが、なんとも言えない。

作り方が複雑で、簡単に自分では作れないけど、そういうものを簡単に買える、いい時代になったものです。他のものもそうですけどなぁ。似た感じだと、からあげクンが登場したのも、やはり衝撃だった。コンビニで美味い唐揚げが買えるとは、と目から鱗だった。そもそも田舎だったからローソンがなかったこともあるけれど。

僕の中では似たポジションで、個人経営の昭和からありそうな店がなくなってからしばらくして、チェーンのたい焼き屋さんがそばに出来たのですが、なぜかたい焼きとたこ焼きを売ってたそこが、お好み焼きを売り始めて、このお好み焼きが、簡単に出来立てで、美味かった。そんな店が近所にできるとは、驚きだし、恵まれてるなぁ。

田舎だから、こういう些細なところにも、大きな価値があるものです。

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