第18話

僕は悪魔を倒したあとバリーさんと一緒に

ライさんのところに向かっていた。


1キロ先ぐらいに極太の雷が落ちた。


「スーロ急ぐぞ」


「分かりました。」


バリーさんの走るスピードがとても速くなる。


僕は走るのを諦め空を飛ぶ。障害物を避けなくて済むからだ。


あっという間にライさんの元に着いた。


「スーロ、ギルマス久しぶりだな」


目の前にはクレーターができていた。


「お怪我はないですか?」


「あぁ悪魔がいたんでちょっと経験値にしといたのさ」


ドロップ品を見るあまりいいのが無さそうだ。ライさんに断りを入れて3ゴル拾った。


「これで3人揃ったねあと一人取り戻すだけだよ。あっそういえばスーロこないだの話の件私で良かったら入るよ。」


「むっそうだった俺も入るぜ」


「はい!歓迎です。」


僕はバリーさんとライさんにリターンズのパーティーメンバーに入らないかと言っていたのである。

メンバー登録はしていたけどやはりバリーさんとライさんはリターンズに入って欲しかった。それが叶って嬉しい。あとネロが戻って来てリターンズが再結成されるのである。



神眼に数え切れないほどの反応が浮かぶ


「この数はやばくないか?」


「100人に一気に絞りにきたね」


空を多い尽くす野生の悪魔


「逆に言うとこれを乗り越えたら100人に残れる可能性が高いかもですね。」


「じゃあ私の実力見せてやろうじゃないの」


ライさんはそう言って後ろにかけていた刀を取り出す。


「おいで雷魔神」


ライさんの体が光りだした。


ライさんが地面を蹴る。跳躍。


「メガサンダー」


空の彼方から悪魔達を炭にしながら

雷がライさんの刀に落ちる。


「散れ」


ライさんが雷より速いスピードで横なぎした。


空間に青い亀裂が入った。


ように見えた。


100体ぐらいの悪魔が炭になった。

一瞬の出来事だった。


『雷魔神の力を感じたです。』


師匠が念話で話しかけてくる。


『雷魔神は温厚でそれでいて強い。

紳士なのです。それに比べて炎の魔神は

凶暴で強い。やんちゃな子供みたいです。

けど炎の魔神は魔神の中で1番強いです。

雷の魔神のざっと10倍ぐらい強いのです。炎の魔神の力はあれより強いのですから自信持ってくださいね。』


『はい分かりました。』


「俺も協力するぜ」


いつの間にかバリーさんは拳に力をためていた。


「せーのどらァ」


衝撃波が空の悪魔を貫通して肉片にしていく。ざっと500ぐらい倒したんじゃ無いのだろうか?


『そこの人は人間やめてるですね。魔神の力も借りてないですのに。』


「ですよねー」


「何1人で喋っているんだ?今度はスーロの出番だぞ」


僕は殺気を残った空の悪魔に飛ばした。

すると、悪魔は逃げていった。


「お前嫌われてるなガハハ」


「なんで逃げるんでしょうかね?」


キー


「そこまで!!!」


どこからか声が聞こえる。


「残り人数が100名になったのでバトルロイヤルを終了する。」


スーロ達は余裕で100人内に残るのであった。




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