第17話

いよいよ悪魔ゲーム開催である。

僕はギリギリまで悪魔狩りをしていた。


ステータスはこんな感じだ。

スーロ

[ステータス]

Lv728Ж

体力 4828+ЖЖ

気力 636 +Ж

筋力 1855 +Ж

魔力 25 +Ж

防御力585 +Ж

知力 259 +Ж

運 1956 +ЖЖ

NEXT Lv up 285586258ЖЖЖЖЖ


スキル

経験値増(超極大)

成長

経験値探知(大)

限界突破(大)

神眼

悪魔の力

炎の魔人


称号

[王を降す者]

[限界を超えし者][仙人]

[傍観者]

[禁忌]

[悪魔殺し]

微成長は成長へ進化した。

進化と言ったら心眼が神眼になった。

他にも色々変わっていた。


効果は悪魔ゲームで存分に

発揮しようと思う。


「スーロ準備はいいですか?」


「はい!」


「では行きますですよ〜」


シュ


シュ


(みんないるかな?)


神眼で見たらバリーさんとライさんがいた。


2人ともただならぬオーラを秘めている。


(ネロはいないか...

必ず優勝して取り戻す!)


ここは違う惑星みたいだ。

空が赤くて地面は荒野だ。


しばらくすると赤い空に影が出来る。


「ЖЖЖЖЖЖЖ」


影が喋っている。


悪魔語だ。勝手にそう呼んでいる。


『スーロあれが悪魔神です。健闘を祈ると言っているです。』


師匠が念話で語りかける。


周りの人も悪魔に教えてもらっていた。


「今からゲームを始める。ルールはこの惑星でバトルロイヤルを行ってもらう。その中の生き残り100名で別惑星でトーナメント優勝したら悪魔神様が願いを叶えてくださる。悪魔は手出し厳禁、負けはリタイヤと念じるか死ぬかだ。以上。では悪魔が全て退場したら始めます。」


どこからか声が聞こえた。


惑星全体に響き渡った。


『スーロ優勝してくださいね。』


「はい!」


師匠からもらったナイフを左手にじいちゃんナイフを右手に握る。


(ネロはいないみたいだな....どこにいるんだろう。)


「始め!!」



悪魔ゲームの会場となったのは地球で言うと月ぐらいの大きさだった。


パッと見人は20000人ぐらい。


師匠がバリーさんの近くに転移で連れて行ってくれた。



まずはバリーさんとライさんと合流するとこからだ。


始まると同時にバリーさんに声をかけた。


「おぉスーロか見違えたな。」


「バリーさんもオーラがやばいです。」


バリーさんからはとめどなく覇気が出ている。


「これでも抑えているつもりなんだがよ。まだ修行が足りないってことだな。」


バリーさんは苦笑する。


「とりあえずライさんと合流しましょう。」


ということで神眼でライさんを探しそこまで走って行くことになった。


「スーロはえーじゃねーか」


「僕も必死ですからね」


2人で走っていると、目の前に人が現れた。


「よォこんにちは。さようなら。はい1キル」


僕に針を刺そうとしたので軽く避けた。


「なにィ」


「まぐれが、これでも食らって死んどけ

ギガメテオ」


100メートルくらいの岩が落ちてくる。


「逃げねーと潰れちまうぜぇ逃がさねェけどな」


そう言って男は土魔法で壁を作る。僕とバリーさんを囲んだ。


(ネロと同じ魔法だな、でもネロの足元にも及ばない。)


僕は下に落ちていた、石を拾う。そして魔力をまとわせる。


「よっと」


上から落ちてくる大岩に向かって投げた。


石が岩にぶつかった瞬間爆発した。


メテオが粉々になる。


「なっ!!」


「スーロお前めちゃくちゃだな」


バリーさんに呆れられる。


「バリーさんはもっとめちゃくちゃでしょう?」


「ガハハ違いないな。」


男は


「化け物が!!こんなの戦ったら死ぬわ」


リタイヤしていた。


神眼に大量に反応あり。


今の魔法を見て漁夫の利を得ようと続々と集まってくる



遠くから極大魔法が全方向×15も飛んでいる。それ以外の魔法や物理攻撃も飛びあっている。


「よし一網打尽だな。」


バリーさんはそう言うとスキルを少し発動した。


[王者の覇気]


スキルを使った瞬間、周りが静かになった。


隣りに僕がいるのにせめて一言かけて欲しかったなと思う。


「おっ余裕で耐えたやつがいるぞ」


バリーさんが走って行く。


そこに居たのは


「ЖЖЖЖЖЖ」


野生の悪魔が現れた!!

と言わんばかりの今まで見てきたやつよりワイルドな悪魔がそこにはいた。


「野生の悪魔ですね」


「そうだな」


バリーさんも野生の悪魔で経験値をあげていたらしい。

ちなみに僕は数え切れないぐらい倒したから悪魔殺しって称号もらった。効果は見てもらった方が早いかな。


「僕が倒していいですか?」


「あぁいいぞ」


野生悪魔は咆哮しバリーに襲いかかった。


僕は悪魔が怖がる殺気をありったけぶつけた。一瞬硬直したのを見逃さなかった。


悪魔は気づいていない。

胴体と首が繋がってないことに。そのまま絶命している。


称号の効果は悪魔キラーで対悪魔の時ステータス3倍である。


ピロン


「おっレベルが上がった。」


バリーさんも上がったみたいだ。


地面には悪魔のドロップ品が沢山落ちている。その中の気になった悪魔のナイフを

神眼で見てみる。


ふーんなるほど


悪魔のナイフ


特殊効果 :

1度斬る事に自分、相手のステータスダウン


筋力 -5000000

防御力-ЖЖ

運 -Ж


「なんか呪われそうだな」


バリーさんは顔を青くする。


「でもこうすれば使えますよ」


「おいスーロやめとけ!」


僕は神眼でどこに自分のステータスダウンがあるかを見極め悪魔のナイフに師匠にもらったナイフを突き立てる。ちょうど柄の宝石の部分だった。


ジュワー


解呪されたみたいだ。もう一度見る



悪魔のナイフ


特殊効果 :

1度斬る事に相手のステータスダウン


筋力 -10000000

防御力-ЖЖЖЖ

運 -ЖЖ

ユニークスキル 呪いのЖ長


自分にかかる呪いが無くなったことにより

数値が2倍になったようだ。

それとスキルがついた。


「心臓に悪いぜスーロ次は全力で止めるからな」


バリーさんには言われたくないんですけどと思うスーロだった。


ちなみに今までドロップしたゴルとドロップ品は師匠の亜空間に保管してもらっている。


悪魔のドロップ品も沢山あったので

師匠に解呪を教わっていたが功を奏した。


「時にスーロよ。お前禍々しくないか?」


ギグ!


「気のせいですよ。バリーさんってば冗談上手いなー」


実は今日の装備は悪魔からドロップしたものをカスタムしたのが大半なのだ。しかも師匠と契約してるし。禍々しいのも頷ける。


「早くライさんのとこに行きましょう。」


僕はナイフを昨日ドロップした悪魔のポーチに入れて行くのであった。










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