第33話 JKカレンと魔女クララ④
約束?
何のことだ?
いやホント思い出せない。
俺とボブが出演したスポーツミックス放送依頼、濃密すぎる時間を過ごしてきたからそれ以前の記憶が押し流されてハッキリしない。
本当に何だろう。忘れちゃ不味いことだったんだろうか・・・
「賭けは貴方の勝ちですわ。さあ私の身体を好きになさい」
賭け?身体?
・・・あっ、アレのことか!
きっと毎朝の煽り記事をゴリ監督と一緒に会社まで抗議に行った時のことだ。
中東の奇跡を俺が証明したらお願いを一つ聞いてもらうと確かに言った。
クララは身体を要求されたと勘違いしてたけど面白いからそのまま放置した。
そしてスポーツミックスを観た彼女は負けを認めて俺の前に現れた訳か。
しかしこれどうしたらいいんだ・・・
この据え膳は明らかに毒まんじゅうだろ。
美味しく頂いたら今度こそ社会的に死ぬんじゃないか俺は?
そんな葛藤をしていたらクララはまたも勘違いしたようだ。
「フン、忘れた振りをして私を許そうとしていたのでしょうけど、そんな同情は侮辱でしかありませんわ。私は毎朝の記者として一人の人間として約束は守ります。さあ好きなだけ私の身体をオモチャになさい!」
立ち上がったクララは一気にバスローブを脱ぎ捨てた。
そして俺の真正面に来てその肢体を見せつける。
ゴクリ・・・
分かっちゃいたけど凄い爆乳だ。
締め付けていたブラを外してることで想像以上に大きかったことが判明した。
しかも若干垂れ気味なのが俺の嗜好ど真ん中ストライクだった。
大きな尻から伸びるムッチリした脚も最高だ。
ヤバイ。毒まんじゅう喰っちまうよ・・・
美し過ぎる裸体を晒してもソファーに座ったままアクションを起こさない俺に痺れを切らしたクララは、俺の膝の上に尻をのせてブルンブルン揺れるオッパイを俺の顔に押し付けてきた。
あぁ・・・もうダメだ、無理だ・・・こんなの抗えない・・・
俺は飽きるまでクララの爆乳を弄んだあと、お姫様抱っこして魔性の女をベッドまで運んだ。カレンの時の様に。
そしてクララがぐったりと動かなくなってもその肢体を貪り続けた。
俺はベッドの上でクララを抱きしめながらこの状況を考察していた。
「どうしてこうなったんだ・・・?」
賭けに勝った代償として毎朝新聞の女記者とハメまくった。
間違いなく
天然のクララが何も考えずにありのままを人に漏らせば、事はまた俺一人の問題じゃなくなってしまう。
あぁ、まんまとハニトラにかかってしまった。
このクソ大事な時に何をやってるんだよ俺は・・・
ダメだこの魔女、早く何とかしないと。
改めて腕の中のクララを見つめる。
こんな風に黙って目を閉じていれば絵に描いて額縁に入れて部屋に飾っておきたいほどの上品な美人だ。
それでいて身体はえげつないほどエロいのだから溜まらない。
JKのカレンの時でさえここまで興奮はしなかった。
そこを踏まえて今後の対応だが選択肢は一つしかない。
このままクララと付き合って恋人同士になるのだ。
少なくともシーズンが終わるまでは。
ホーリーランズ尾道をJ1へ昇格させるまでもうトラブルはご法度だ。
俺がクララと付き合えばそれは自由恋愛で何も問題はなくなる。
カレンには良い人ができたらヤリ捨てしろよと言われてるからな。
事情を説明すれば分かってくれると思う。甘いかもしれないが。
だが今は他にオプションがない。やるしかない。
あとはどうやってクララをその気にさせるかだな・・・
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