#調教

『《田所鈴子/狐舞サキ》#調教 雌狐がおるわ《ミラライブ二期生/ミラライブ三期生》』


「さあ、調教の時間よ」


「はい、今日の配信はここまでです!お疲れ様でしたー!」


【コメント】

:わー

:この組み合わせはあかんやろ

:サキちゃん逃げてぇ超逃げてぇ

:初手草

:タイトル草

:調教されるサキちゃんなんか見たくないんだが

:ソッコーで配信終わろうとするその判断は正しい


「はい、勝手に閉めないでね。てことでパンツ何色?」


「えー、今回は私狐舞サキと田所鈴子お姉さんのコラボ配信でございまーす。あ、オフコラボじゃないのでご安心を〜」


「さり気なく無視された…。ていうか今からオフコラボにしてもいいのよ?」


「家凸とかしやがったら折るからな」


「大丈夫、私の決意はちょっとやそっとじゃ折れないわよっ!」


「何を勘違いしてるのかな?腕を折るって話なんだけどなぁ」


「腕なんかなくたってセクハラはできるのよっ!」


「もうだめだコイツ」



はい、切り抜き班に『キラッ』てなSEを入れられそうなドヤ顔でクソみたいな発言を連発してるこの人が二期生である意味最も有名な配信者、田所鈴子さん。


収益化剥奪されかけるなんて日常茶飯事。


垢BANされそうになる度にMeeTubeの運営の人と寝てるとかいう噂まで立ってるヤベェ人。


流石にそれはないとは思うけどね…。うん。



「えーと…。ちなみになんで今回私とコラボしようと思いやがったんですか?何するかすらも一切教えてもらってないんですが…」


「話すのほぼ初めての先輩を相手に『思いやがる』とか言うのやめて?冷たくされると感じちゃうから。ていうか既に濡れてる」


「私帰りますね〜」


「うぉい!?待って!ほら、アレだよ!好きな子に悪戯したくなっちゃうのと一緒だよ」


「鈴子お姉さんに好かれてるとかもう自殺案件なんですが」


「そこまで言う!?」



【コメント】

:なるほど漫才か

:把握した

:両方自然にボケもツッコミもこなしてるんだよなぁ

:てかどっちも言いたいこと言ってるだけだが

:それ

:草



「えーと、真面目な話するわね。尻穴のみんなは分かってると思うけど、ミラライブのVTuberはほとんどがクセの塊みたいな人だから―――」


「うん、真面目な話って言うからスルーしそうになったんだけどもしかしてリスナーさんのこと『尻穴』って呼んでるんすか」


「それが何か?」


「…あー、うん。なんでもないっす、はい」


「…そう?で、そんなクセだらけのみんなとコラボする前に私で耐性つけといてもらおうと思ったの!簡単に言うと前戯だね!」


「なんで初手でラスボスとタイマン張らなきゃならないんですかね…?せめて光の玉だけでも貰えます?」


「やめて!私の闇の衣を剥がさないで!生まれたままの姿になっちゃう!サキちゃんのえっち!」


「何でも下ネタに変換できる高性能フィルターでも搭載してるんですか?」


「褒めてる?」


「貶してます」


「あんっ」


「…」



【コメント】

:ガチで引いてるの草

:サキちゃんがここまで嫌悪感顕わにするって珍しくねw

:なんかされたんかなぁ

:まあ、記念配信のときのがあるしなぁ

:それでもここまで嫌うか…?



「そう!そこなのよ!なんで私がここまでサキちゃんに嫌われなきゃならないのよ!画面の向こうでサキちゃんが粗チンを見る目をしてるのが容易に想像できるわよ!?」


「んー…別に嫌いってわけじゃないんですけどね…なんかこう、イメージ的に冷たく当たるのが正解かなって」


「ノリで人を傷つけて許されると思ってるの?パンツ見せて詫びなさい」


「私の記憶が正しければ傷つくどころか悦んでたと思うんですが」


「よく分かったわね。喘ぎ声を我慢するのに必死よ」


「はいはい…ていうか今日ってこのまま雑談ですか?企画とか何もなく?」


「企画ならあるわよ?山手線ゲームとか」


「鈴子さんの口からそんな普通の単語が出てきたことに動揺を隠せないんですが」


「お題は『体位の名前』ね」


「じゃあ私から。『コブラツイスト』」


「そんな体位があってたまるか」



【コメント】

:綺麗に躱すなぁ

:扱い慣れすぎとらんか

:『コブラツイスト』

:www

:プロレス好きやなぁ…



「はい!サキちゃんの負けだから罰ゲーム!」


「変なこと言ったらシメますからね」


「あ、首絞めプレイなら大歓迎よ?程よく意識が朦朧とする感じが最っ高に気持ちいいの!」


「じゃあそのまま昇天するくらい気持ちよくしてあげますよ」


「うん、ガチで絞め殺すトーンだね!?」



【コメント】

:オマワリサーン

:逮捕されるの鈴子お姉さんの方なんだよなぁ

:正当防衛がまかり通るんだよなあ

:てかサキちゃんならどんな状況でも無罪勝ち取りそうなんだよなぁ

:鈴子…



「あ、私死んだ?」


「大丈夫、死んでないよ」


「うん、尻穴のみんな今のうちに通報しといて。犯人は狐舞サキ」


「…みんな、恋人の私を裏切るなんてやめてね?私はみんなを信じてるよ…?」



【コメント】

:可愛すぎるて

:横の女、退け

:裏切るわけがっ!

:罪なら俺が被る!!

:俺が!!

:サキちゃんの代わりに逮捕されるなら本望だっ!

:あざといんだよなぁ

:赤スパ送りたいんだけど鈴子お姉さんの枠だから送れないの草

:まーた収益が…



「これが人望の差ってやつですよ」


「理不尽すぎんか?ていうか違う!!ほら!罰ゲーム!」


「…言葉はちゃんと選んでくださいね?」


「あっこれ下手したら死ぬやつだ。えっとね、『私の×××をあなたの×××で×××にしてぇ…///』って言ってもらって」


「言葉選んだ上でそのセリフ出てくるんだからだよなぁ」


?」


「そろそろツッコミ疲れたんだけど」


「どんまい」


「テメェが言うな」



【コメント】

:サキちゃん口悪いよ!?

:なんで今回のコラボがサキちゃんの枠で配信されてないのかがよーく分かる…

:一瞬にして収益止まるもんなぁ

:流石にアウトすぎる



「まあ、鈴子お姉さんがこれから一生下ネタ封印するって言うんだったら言ってやってもいいですが」


「なるほど…。勢い余って中学生に手を出したけど中に出しちゃったら色々終わるから我慢して抜こうかどうか悩んでる男の気持ちが分かったわ」


「それ結局中に出すやつじゃ…あっ」



【コメント】

:!?

:!?

:え!?

:サキちゃん!?

:ぽろっと…

:毒されてしまった!?

:もうダメだぁおしまいだぁ

:ミラライブの未来は暗い…

:あー、切り抜かれた…



「サキちゃあん?実はそういうのに興味あるのかなぁ?」


「はい、今日の配信はここまででーす。この粗大ごみはちゃんとバラバラにして捨てておくのでご安心を〜」


「ちょっと待ちなさい!!さっきの発言の真意を!!」


「うるせぇ!興味はねぇんだよ!変態とコラボするなら変態と会話成立させるためにある程度の知識は必要だろうが!あんたとのコラボのためにちょっと予習したんだよ察しろボケェェェェ!!!!」


「…」



【コメント】

:…

:…

:粗大ごみが悪い

:ww

:予習()

:どんな予習をしたんだか

:ま、まあサキちゃんが実はド変態だなんてそんなことあるわけー…



「…本音は?」


「精神がゴリゴリ削られるので今すぐ配信終わって二度とコラボしたくないです」


「えっ」


「『えっ』じゃねえよ当たり前だろうが」


「じゃあこれからサキちゃんの前では下ネタは封印する…。ちなみにおっぱいは下ネタに含まれますか?」


「今度機会があったら本当の意味でのちょうきょうを教えてあげますよ」


「ごめんなさいごめんなさい本気の殺気やめてくださいもう二度とサキちゃんの前で下ネタ言いませんからああああああ!!!」



『《田所鈴子/狐舞サキ》#調教 雌狐がおるわ《ミラライブ二期生/ミラライブ三期生》』



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



鈴子お姉さんの元ネタ…わかりますよね?あの人は基本的にはショタとかBLにしか興味ありませんが、それを進化させてみました。うん、自分でも後悔するぐらいエグいキャラになった。


サキが実はエッッなことに興味あるのかは…神のみそしる。

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