桃の空、青の空

どうして 愛 ないんだろう

ここに そこに あそこに

あるとおもったのに


どうして 愛 してないのだろう

ここに どこに あそこに

あるはずなのに


赤い目が こちらをみていてくれたから

欲しいもの これかなあ 予想してみた

積み上げた手が ゆっくりと離れていく


子どもの僕 子どもの君

答えなんて見つけられないまま

過ぎ去る桃色の日々


どうして 手を伸ばせないんだろう

きみは ここに いるのに

ぼくは怖くてしょうがない


どうして 正直に話せないか

きみは 目の前に

ぼくは泣きたくてしょうがない


赤い目が こちらを見てくれたから

欲しいものを 与えながら 逃げていた

臆病なぼくを 許さないままいてくれないか


ぼくの罪 きみの罰

空の青から声が降るね

「もう大丈夫」


伸ばせよ 手を 今度は 間違えるな

救えよ ぼく きみに 手を

伸ばせ 今度は届くから 見逃すな


赤い目から 涙が溢れ出て

ごめんな すぐに 助けてやれなくて

もう怖がらなくて いいからな

ちゃんと そばに いるからな


大好きだから

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