なんで告白してくるの!?
だるま
第1話 隣の彼女
俺は、隣の席の女の娘が好きだ。どれぐらい好きかっていうと、......とても好きだ。とにかく......好きなんだ。
別に付き合いたいとかそういうわけじゃない。仮に彼女が告白してきても、俺は断るだろう。
俺が干渉したら、彼女の美しさが穢れてしまう。なんとなく、そう思う。
今、俺はその娘に惚れられている。......たぶん。これで違ったら悲しい。
けど、バレンタインにチョコレートもらったし......。おっと、今、全員にチョコあげてるだけなんじゃねえの?
それだけで勘違いするのはやめたほうがいいよ。と思ったやつがいるかも知れない。安心しろ。
それだけじゃないぜ。クリスマスにもプレゼントをもらったし、誕生日を教えた覚えはないのに、誕生日にももらった。
ちなみに俺は何もお返しをあげていない。何度もあげようか迷った。けど、考えた末、あげなかった。俺は、彼女に幸せになってほしい。俺がいたら、きっと不幸になる。
そう思って、俺はあえて彼女に嫌われるようなことをした。ひどいこともしたかもしれない。それなのに、なぜ、彼女に告白されているのだろうか。
ここは、彼女の誘いを断るべきなのだろうか。
なんで告白してくるの!? だるま @sanufute
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます