第97話 騎士の船の上で・・イヴァン
紺碧の青い海、マルタ騎士達彼等に協力する者達の船上で‥
囚われた者達
マルタ騎士団が捕縛したイスラムの者達・・身代金か
キリスト教徒の奴隷か兵士たち捕虜交換
対するイスラム勢の商人、海賊なども
同じく、お互いに人質などの交換か身代金を支払う事になるだが・・
「では、身代金をお持ちしました 我らの仲間をお返しください」イヴァン
いつも通りの手順で イヴァンは
船上で囚われたイスラム商人たちの身代金を支払い、取り戻そうとしていた。
昔は海賊に囚われて、裕福で人の良いイスラムの商人に彼の死んだ息子代わり
として救われたイヴァン
「イヴァン」「ご無事で何よりです もう大丈夫、ご安心ください」
「帰りの船もあそこに・・」イヴァンは自分の乗ってきた小舟と少し離れた位置に
停泊するイスラム商人の船に視線を送るのだった。
そうして、安心させるかのように
付き合いの長い父親の商人 彼の友人に微笑するのだ。
「・・マルコ?」「どうした?」
「いえ騎士さま 以前、イスラムの海賊に囚われた時に一人の少年が残る代わりに
我らが皆全て、解放された時がありまして・・」
「その時の少年によく似て・・」修道僧の一人がそう言った。
初稿投降 22・10・5 2:32
修正しました
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