応援コメント

第27話 書くに事欠いて」への応援コメント

  • 中学生の時読みました。授業で習った記憶があります。昭和です。
    志賀直哉の死生観が表れている作品ですね。

    蜂、ネズミ、イモリの順番で死について考察してますね。
    死は静寂、死とは足掻くもの、死は偶然だと気づき、「死」は先にあるものではなく
    生と背中合わせだと教えられました。

    だから生きている事に感謝しましょう!ではなかった。

    「生死に特別な意味付けをするのは無意味」だと知り衝撃を受けました。

    こうした思考過程を書く……それが小説になる……私もやってみようという原動力にはなりました。

    レネ様も今の気持ち、今でしか書けない物語があるかもしれませんね。

    作者からの返信

    深いコメントありがとうございます。
    志賀直哉は、「暗夜行路」の最後、主人公が生死の境をさまよっているときのことを、評論家にこの人は死ぬのか死なないのか、と問われ、「それはどちらでも同じこと」と答えたそうです。
    独特の死生観ですね。

  • 城崎にて、学生時代に乱読しているときに読んだ作品です。今の時代に受け入れられるのは難しいかもしれないですが、すばらしい描写でしたよね。

    作者からの返信

    そうですね。
    もう古いのは古いですけど、見事な描写はいつまでも色褪せない気がします。

  • なんというか、すごく馴染めそうな気がしました。一度読んでみようと思います。

    作者からの返信

    そういえば、詩的な世界に近いかもしれませんね。
    マフユフミさんの世界とも通じるものがあるかも。